川口春奈:イケメン“ホスト部”に「もう会えないのが寂しい」 映画「桜蘭高校ホスト部」初日

 女優の川口春奈さんが17日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開かれた映画「桜蘭高校ホスト部」(韓哲監督)の初日舞台あいさつに俳優の山本裕典さん、竜星涼さんら共演者と登場した。川口さんは11年のドラマ化以来、半年以上にわたり関わってきた同作について「私たちの愛情がたっぷり詰まった作品。こんな温かい現場があるのかというくらい、みんなに助けてもらった。これが終わったら(共演者に)会えなくなるのが寂しい。一生忘れられない作品」と笑顔で語った。

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 「桜蘭高校ホスト部」は、葉鳥ビスコさんが月刊少女マンガ誌「LaLa」(白泉社)で02年から連載し、全18巻で累計1300万部を突破している人気マンガで、11年にテレビドラマ化された。名家の子女が集まる「桜蘭高校」に一般庶民ながら特待生として入学した藤岡ハルヒ(川口さん)は、超セレブの須王環(山本さん)が部長を務める「ホスト部」の800万円の花瓶を割り、借金返済のためホスト部に入部する……という物語。映画では、ハルヒに環への恋心が芽生えるが、そこにシンガポールからミシェル(篠田麻里子さん)が短期留学生として学園にやってきて、環、ハルヒと三角関係となる。

 舞台あいさつには、中村昌也さん、高木万平さん、高木心平さん、千葉雄大さん、大東駿介さん、韓哲監督も登場。「もしほかの役を演じるなら誰がいいか」が話題となり、山本さんが「ハニー先輩(千葉さん演じる埴之塚光邦で可愛らしいキャラクター)。僕は17、18歳のときは可愛くて、こんなにサルっぽくなかったので」と話すなど同作に関するトークが繰り広げられ、ファンを喜ばせていた。

 また竜星さん、千葉さん、大東さんの誕生日が3月ということで、舞台にバースデーケーキが登場し、共演者とファンが誕生日を祝った。最後に山本さんは「もう(共演者の)みんなで会う機会もないと思います。僕らの気持ちが集まった作品なので、ぜひ見てください」と映画をアピールしていた。(毎日新聞デジタル)

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