吉高由里子:主演映画初日で弱気あいさつ 「少しでも長く公開されるように……」

 女優の吉高由里子さん(23)が17日、東京都内で行われた映画「僕等がいた」(三木孝浩監督)の初日舞台あいさつにダブル主演の生田斗真さん(27)とともに登場。初日とあって緊張気味の吉高さんは「今は映画の“番宣”でお茶の間を騒がせている『僕等がいた』ですが、そのうちバラエティー番組にも出なくなり、ロングランが続かなければ吉高由里子は『僕等がいた』で見納めとなってしまうので、少しでも長く公開されるようよろしくお願いします」と“弱気”にあいさつし、観客の笑いを誘っていた。

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 映画は、小畑友紀さんがマンガ誌「ベツコミ」(小学館)で02年から連載し、12年2月に完結した人気マンガが原作。コミックスは15巻まで発売されており、04年度の「第50回小学館漫画賞」(少女向け部門)を受賞している。映画の舞台は、北海道(釧路市・札幌市)と東京で、矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の10年以上にわたる壮大なラブストーリーを前後編で描く。主題歌はバンド「Mr.Children」が担当している。

 この日は前編の舞台あいさつで、原作者の小畑さん、三木監督も登場。生田さんは「バス停で2人で最後のチューをするシーンで、『大丈夫、誰も見てない』とせりふでは言っているんだけれど、実は道の向こう側に200人ぐらいのギャラリーがいた」と撮影秘話を明かし、小畑さんは「10代のドキドキしたい女の子のために描いていたものが映画で一般的な場に引きずり出される怖さがあったが、映画を見て思った以上にマンガそのものでびっくりしました」と絶賛した。後編は4月21日公開。(毎日新聞デジタル)

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