ドリームワークスの大ヒットシリーズ「シュレック」にちょこまかと登場しては、シュレックのお株を奪うほどの人気を集めてきた「長ぐつをはいたネコ」を主役に据え、2人が出会う前の話がつづられていく「長ぐつをはいたネコ」が公開中だ。シュレックもフィオナ姫もドンキーも登場しない。まさに「長ぐつをはいたネコ」の独壇場だ。
ウナギノボリ
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おたずね者の「長ぐつをはいたネコ」ことプスが、永遠に富をもたらすといわれる伝説の金の卵を手に入れようと、久しぶりに再会した孤児院時代の兄弟分ハンプティ・ダンプティと、謎のメス猫キティ・フワフワーテとともに大冒険を繰り広げる。
プスがどういう経緯で孤児院に入ることになったのか、ハンプティ・ダンプティとどんな友情を築き、なぜ、のちにたもとを分かつことになったのか。さらに、プスがおたずね者になった理由など、聞くも涙、語るも涙(?)の経歴がかけ足で語られていく。プスのトレードマークの、あのウルウルした目などアニメーション特有のデフォルメがありながら、ときおり本物のネコらしい仕草がのぞき、そのギャップが笑いを誘う。一方、ハンプティ・ダンプティは、丸っとした体つきで、倒れたら一人では置き上がれず、走るより転がったほうが速く(しかし変な方向に行く)、きも可愛いという形容がぴったりのキュートなキャラクター。中でも彼の金色コスチューム姿は見ものだ。
前半は西部劇っぽく、後半では「ジャックと豆の木」を思い起こさせる天上での冒険劇が繰り広げられ、「シュレック」とは一味違う面白さに出合える。とはいえ「シュレック3」の監督のクリス・ミラー監督が手掛けただけに、シリーズの流れに沿って、適度な距離感を保たせることに成功している。なお、日本語吹き替え版のプスの声を竹中直人さんが、ハンプティ・ダンプティの声を勝俣州和さんが担当している。17日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で2D、3D同時公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
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