吉木りさ:AKB北原里英とともに女優に意欲 挑戦したい役は「だめんず・うぉ~か~」 

「グラッフリーター刀牙」インタビューに応じた吉木りささん
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「グラッフリーター刀牙」インタビューに応じた吉木りささん

 グラビアアイドルでタレントの吉木りささんが27日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターなどで開催中の沖縄国際映画祭に特別上映作品「グラッフリーター刀牙」(藤原健一監督)の舞台あいさつで登場し、その後、共演の人気アイドルグループ「AKB48」の北原里英さんとともにまんたんウェブのインタビューに応じた。本格的な映画出演は初でゾンビソルジャーというゾンビを演じた吉木さんは「演技は難しいけれど面白い。これから演技の面も磨いていかれたら。ダメな男性ばかり好きになる“だめんず・うぉ~か~”の役とかやりたい」と話し、映画初出演となるヒロインの琴音を演じた北原さんも「もともと女優になりたかったので、演技の仕事ができてうれしい。今後もこういう作品に出演していきたい」とそれぞれ女優業に意欲をみせた。

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 映画は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)で掲載された板垣恵介さんの格闘マンガ「グラップラー刃牙」で、現在は「範馬刃牙(はんまばき)」として連載中の「刃牙」シリーズを題材にしたオリジナル作品。「刃牙」の熱狂的ファンという母から“バキ風英才教育”を受けて育った少年・刀牙(とき)と商店街の人々が、地上げ屋と謎の悪の組織から自分たちの町を守る笑いと感動のヒューマンコメディーとなっている。主演の範派静江を女優の斉藤由貴さん、息子の刀牙を新人俳優の須藤凌太さんが演じ、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕さん、ケンドーコバヤシさん、ベテラン俳優の津田寛治さん、渡辺いっけいさんらが出演している。

 北原さんは役どころについて「琴音は気が強めで姉御肌のキャラクター」と話し「周りがぶっとんでいる分、私はけっこう普通の女の子です」と説明。吉木さんは「ゾンビソルジャー・2号エリカという(北原さんが言う)“ぶっとんだキャラ”のうちの一人。このお話のキーポイントとなるキャラでメークも特殊なゾンビメークで、一見私と分からないとは思うんですが、普段の私とは違う吉木りさが見られるんじゃないかな。過去にいろいろな経歴を持っている一人の女性でもあるので、そこも楽しんでほしい」と話し「(ゾンビの役なので)どれだけ見ている人が『怖いな』と思ってくれるかを中心に考えました。役の気持ちよりも無機質なイメージで演じました」と語った。

 2人にお互いの印象を聞いてみると、北原さんは「雑誌でよく(吉木さんを)見ていた。お姉さんのような感じ」と話し、吉木さんは「国民的アイドルの“きたりえ”ちゃんとお会いできるというのでマネジャーさんとともに緊張していました。(北原さんは)気さくで優しい方。演技に入ると、女優として真剣に演技されているのがすごく勉強になった」と互いに刺激を受けた様子だった。吉木さんは「この映画は最高のエンターテインメント。どれだけ心が揺れ動くかという熱いものを持っている映画なので、ぜひ家族で見ていただけると元気になる映画です」とアピールした。(毎日新聞デジタル)

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