AKB48北原里英:前田卒業でも自分の卒業は「考えない」 沖縄国際映画祭に登場

沖縄国際映画祭に登場し、インタビューに応じた北原里英さん
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沖縄国際映画祭に登場し、インタビューに応じた北原里英さん

 人気アイドルグループ「AKB48」の北原里英さんが27日、沖縄で開催中の沖縄国際映画祭で行われた初主演映画「グラッフリーター刀牙」(藤原健一監督)の舞台あいさつに登場し、その後、まんたんウェブのインタビューに応じた。同グループの前田敦子さんの卒業発表について北原さんは「寂しいけれど、発表には勇気が相当いることだったと思うので、『やめないで』とは言わないと決めました」といい、自身の卒業のことを考えるかという質問には「卒業は考えない。卒業がイヤというより、あんな多くの人の前で発表するのが怖い!」と笑った。

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 前田さんの卒業については「知らなかった。信じられなかった。(前田さんと)食事やカラオケに行ったり最近仲良くなってきたところだったので寂しい」といい、「偉そうなことを言える立場ではないけれど、同じAKB48の一員としてあっちゃんがAKBでなくなっても応援していきたい。ご飯に行ったり、お友達というかこれからもずっと付き合っていきたいと思う」と話した。

 今回、映画初出演でヒロインを演じた北原さんは、その大役に「信じられなかった」といい、「クランクインが近づくにつれて緊張して、初日は覚えてないくらい緊張していたけれど、撮影自体は楽しくできました」とにっこり。「気が強めの女の子という設定だったので、日常生活で琴音だったらどうふるまうかとか考えました」と役作りについて明かした。また「“ぶっとんだ映画”なので最初は(観客が)ついていくのに必死だと思いますが、楽しい話で家族愛や商店街を守る気持ちを描く、温かい映画なのでそれを感じていただけたら」と映画をアピールした。

 映画は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)で掲載された板垣恵介さんの格闘マンガ「グラップラー刃牙」で、現在は「範馬刃牙(はんまばき)」として連載中の「刃牙」シリーズを題材にしたオリジナル作品。「刃牙」の熱狂的ファンという母から“バキ風英才教育”を受けて育った少年・刀牙(とき)と商店街の人々が、地上げ屋と謎の悪の組織から自分たちの町を守る笑いと感動のヒューマンコメディーとなっている。主演の範派静江を女優の斉藤由貴さん、息子の刀牙を新人俳優の須藤凌太さんが演じ、ほかにタレントの吉木りささん、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕さん、ケンドーコバヤシさん、ベテラン俳優の津田寛治さん、渡辺いっけいさんらが出演している。北原さんは刀牙の幼なじみ琴音を演じる。(毎日新聞デジタル)

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