注目アニメ紹介：「宇宙兄弟」　夢あきらめない姿描く　NASAやJAXAも徹底取材

　「2人で宇宙へ行く」という約束をかなえるため奮闘する兄弟の姿を描いた人気マンガのアニメ化「宇宙兄弟」が1日からスタートする。

ウナギノボリ

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　原作は、小山宙哉さんが「モーニング」（講談社）で連載し、コミックスの累計発行部数も700万部を突破している人気マンガ。5月には小栗旬さん・岡田将生さんが主演した実写版映画の公開も控えている。

　幼い日に、宇宙飛行士になろうと星空に約束を交わした南波六太（なんば・むった）と日々人（ひびと）兄弟。それから時は流れ、2025年。日々人は日本人初の月面着陸クルーに選ばれ、世界中から注目を集めていた。一方、六太は自動車メーカーに勤めていたが、弟を侮辱する上司とけんかになり、会社をクビになってしまう。そして実家に戻った六太の元に、日々人から一通のメールが届くのだった……。

　宇宙飛行士となった弟と、無職の兄。お互いに境遇がかけ離れた兄弟を、幼き日の宇宙への夢という絆がつなぐ。そんな熱きドラマのリアリティーを、米国のNASAや日本のJAXAを徹底取材して、知られざる宇宙開発の“今”を掘り下げた描写が支える。実在の現役宇宙飛行士がアニメにも登場し、“宇宙初”の企画も用意されているという。

　南波六太は「Tiger＆Bunny」の平田広明さん、南波日々人は「ジュエルペットサンシャイン」のKENNさん。アニメーション制作は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や「宇宙ショーへようこそ」のA-1Picturesが担当する。

放送は4月1日から読売テレビ・日本テレビ系列で毎週日曜午前7時～。（毎日新聞デジタル）

※放送局・時間は変更される場合があります。