ゲーム質問状:「プロ野球スピリッツ2012」 今作のテーマは「個」 遊びやすさも意識

ゲーム「プロ野球スピリッツ2012」のパッケージ(左からPS3、PSVita、PSP)
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ゲーム「プロ野球スピリッツ2012」のパッケージ(左からPS3、PSVita、PSP)

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、アクションゲーム「プロ野球スピリッツ2012」(PS3、PSVita、PSP)です。開発を手がけたコナミデジタルエンタテインメントの奥谷友春プロデューサーに作品の魅力を聞きました。

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−−ゲームの特徴と、セールスポイントは?

 リアルな映像が特徴の「プロ野球スピリッツ(プロスピ)」シリーズですが、われわれとしては「遊びやすさ」というところも意識してます。アクションゲームが苦手な人でも手軽に遊べる設定を用意してますし、プレーヤーの腕前に応じて難易度が変化し、ちょうどいい難易度で遊べるような仕組みもあります。選手カードを集め、采配をふって試合を戦う監督シミュレーションモードも人気です!

−−毎年出る定番の人気作ですが、今作の開発のコンセプトは?

 今作のテーマは「個」ですね。プレーヤーごとの遊び方がある、という意味の「個」でもありますし、一人の選手になりきったり、一人の選手を育てるといった意味の「個」でもあります。「プロスピ2012」ではこのテーマに沿って試合や各モードを制作しました。

−−開発陣から見て、注目の選手は?

 やはり注目度の高い巨人を中心とした移籍組が気になりますね。DeNAから来た村田選手、逆にDeNAへ移ったラミレス選手と藤井投手、ソフトバンクから来た杉内投手、ロッテへ移ったグライシンガー投手、サブロー選手などです。新加入組ではありませんが、ダルビッシュ投手の抜けた日本ハムで、開幕投手を務めた佑ちゃんにも注目してしまいますね。

−−最後にファンへ一言。

 一人の選手の引退までをプレーできる「スタープレイヤー」モードや、カードゲームで手軽に選手を育成できる「スピリッツ」モード、選手カードを集めて大会を勝ち抜く「グランプリ」モードなど、多彩な遊び方を用意してます。また、一人の選手の立場で走塁や守備もプレーしたり、監督になったり、さまざまな切り口から試合を楽しめるのが「プロスピ」です。初心者から上級者まで幅広いプレーヤーに応じた設定が用意されてますので「プロスピ」未経験のかたもぜひ一度遊んでみてください!

コナミデジタルエンタテインメント ベースボールコンテンツスタジオ プロデューサー 奥谷友春

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