東急プラザ:表参道原宿に18日オープン マンガがテーマ「Tokyo’s Tokyo」など

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 ファッションビル「東急プラザ 表参道原宿」が09年に閉店した東京・原宿の神宮前交差点の「原宿GAP」跡地に18日、オープンすることになり、16日、報道陣に公開された。10~20代女性に人気の「The SHEL'TTER TOKYO(ザ・シェルター トーキョー)」などに加え、アニメやマンガをコンセプトとした雑貨&書店「Tokyo’s Tokyo(トーキョーズ トーキョー)」がオープンし、ファッションに敏感な若者や外国人観光客が多く集まる原宿・表参道の新名所になるか注目される。

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 「東急プラザ 表参道原宿」は、東急不動産SCマネジメントが運営する地上7階、地下2階のファッションビルで、建築面積約1700平方メートル、延べ床面積約1万1900平方メートル。08年にグッドデザイン賞金賞を受賞したNAP建築設計事務所の中村拓志さんがデザイン・設計を担当し、ファッション、雑貨、飲食店など27店舗が軒を連ねる。初年度の目標来館者数を400万人、目標売り上げを90億円としている。

 5階の「Tokyo’s Tokyo」は、ブックディレクターの幅允孝さんがマンガや書籍、クリエーティブディレクターの山田遊さんが雑貨のセレクトを担当。“音楽”をテーマに「けいおん!」「坂道のアポロン」などのマンガとヘッドホン、“マンガ家”をテーマに「まんが道」「アオイホノオ」「バクマン。」「失踪日記」などのマンガとメモ帳やインク、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズと同作のTシャツを販売するなど、マンガや雑貨、アパレルをテーマ別に陳列している。5月中旬までアニメ「宇宙兄弟」の原画展を開催しており、今後はマンガ家を招いたイベントも予定。担当者は「ターゲットはファッションに敏感な若者。東京のカルチャーを表現した店舗を目指している」と話している。

 地下2階~地上1階の3フロアには、「The SHEL'TTER TOKYO」、日本初上陸となる米ファッションブランド「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグル アウトフィッターズ)」、世界最大級の品ぞろえを誇る米ファッションブランド「TOMMY HILFIGER(トミー ヒルフィガー)」が出店。「The SHEL'TTER TOKYO」は、「SLY(スライ)」などの人気ブランドに加え、タレントの木下優樹菜さんがプロデュースするブランド「Avan Lily(アバン リリィ)」も展開する。ほかにも、AR(拡張現実)によって、ディスプレー上で服を試着できる「ARフィッティング」を備えた「HUMOR SHOP(ユーモア・ショップ) by A-net」やiPhone、iPad用のケースやグッズを取り扱う「AppBank Store(アップバンクストア)」などが出店。屋上には、樹木や50種類以上の野草を植えた庭園「おもはらの森」がある。

 「東急プラザ 表参道原宿」は、18日午前11時オープン。営業時間は午前11時~午後9時で、6、7階は午前8時半~午後11時。(毎日新聞デジタル)

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