おやすみ日本:話題の“眠れるテレビ”がGWに再び 視聴者が終了時間決定

1月9日深夜に放送した「おやすみ日本 眠いいね!」第1回の様子=NHK提供
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1月9日深夜に放送した「おやすみ日本 眠いいね!」第1回の様子=NHK提供

 視聴者の声で終了時間を決めることで話題を呼んだNHKのトーク生番組「おやすみ日本 眠いいね!」の第2弾がゴールデンウイーク終盤の5月5日深夜に放送されることが16日、明らかになった。前回に引き続きMCを務める脚本家の宮藤官九郎さんは「普通、2回目だとパワーアップした番組にしたいと考えますが、この番組の場合は、テレビの前の皆さんに眠ってもらうため、よりパワーダウンした番組にしたいと思います。前回より、より準備不足で番組に臨みます」と一風変わった意気込みを語っている。

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 番組は放送中に連動するツイッターから、日本中の“眠れない声”を募集し、出演者たちがその声に耳を傾ける視聴者参加型のトークバラエティーで投稿された“声”をネタにトークを繰り広げ、眠りにつけない視聴者を快眠に誘っていく。視聴者にデータ放送画面や、ホームページに設置した「眠いいね!」ボタンを押してもらい、その数値が一定数に達しないと番組が終了しないという企画で、放送枠の深夜0時50分~2時50分を越えて、最長で午前4時13分まで番組が延長される。

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが前回に引き続き出演するほか、トークの合間のVTRでは、アニメ「まんが日本昔ばなし」の語り手としても知られる女優の市原悦子さんが視聴者を眠りに誘う昔話を朗読。ゲストとして歌舞伎俳優の中村獅童さんも出演する。

 1月9日深夜に放送した第1回では視聴者から「眠れない声」が5000通以上届き、メールやツイッターで寄せられた番組の感想も1万5000通を超えたため、5月の連休での第2回目の放送が決定したという。放送はNHK総合で5月5日深夜0時55分~。(毎日新聞デジタル)

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