23日発表された21日、22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊が集結した特撮映画の新作「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」が初登場首位を獲得。全国292スクリーンで公開され、土日2日間で約36万人を動員し、興行収入約4億1000万円となった。昨年公開の「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(最終興行収入約13億3000万円)の公開時と比較し134%となる好スタートとなった。3位は初登場の「僕等がいた 後篇」。297スクリーンで公開され、土日2日間で約24万人を動員、興行収入約3億1500万円で、「前篇」の成績を上回る106%となった。
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そのほか新作は、映画 「タイタンの戦い」の続編となるアクション大作「タイタンの逆襲」が7位。541スクリーンで約9万人を動員し、興行収入約1億2900万円となった。8位は映画「チャーリーズ・エンジェル」(00年)や「ターミネーター4」(09年)などで知られるマックG監督の「Black & White/ブラック&ホワイト」で、428スクリーンで約8万人を動員し、興行収入は約1億円。9位は、7日から広島・愛媛で先行上映されていたアニメ映画「ももへの手紙」。21日から全国276スクリーンでの公開となり、約6万人を動員、興行収入約7700万円となった。
「スーパーヒーロー大戦」は、現在放送中の仮面ライダーフォーゼを含めた歴代仮面ライダーと、放送中の特命戦隊ゴーバスターズ(いずれもテレビ朝日系)など歴代のスーパー戦隊が集合し、初共演する。これまで地球の平和を守ってきた仮面ライダーとスーパー戦隊だったが、仮面ライダーディケイド/門矢士がすべてのスーパー戦隊を、ゴーカイレッド=キャプテン・マーベラスがすべての仮面ライダーをそれぞれ攻撃し始めた……というストーリー。
「僕等がいた 後篇」は、前編から5年後の世界を描いた。東京に転校した矢野との再会を夢見て東京の大学へ進学を果たした七美だったが、矢野は消息不明になっていた。大学を卒業後、出版社に就職した七美は同僚から矢野の消息を耳にして……というストーリー。「タイタンの逆襲」は、前作から10年後が舞台。半神半人の主人公ペルセウスは、人間の漁師として静かな生活を送っていたが、人間からの崇拝を失い力が弱まった神々と力を増したタイタン族との戦いで、父・ゼウスに力を貸してほしいと頼まれ、仲間とともに過酷な冥界への旅に出る……という展開。
「BLACK&WHITE/ブラック&ホワイト」は、同じ女性に恋してしまった親友同士のCIA捜査官、FDRとタックが「互いの邪魔をしない」などの紳士協定を結び、女性の争奪戦を繰り広げる……というストーリー。「ももへの手紙」は、瀬戸内の小さな島で、主人公の少女・ももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。ももの母・いく子の声を優香さん、不思議な妖怪、見守り組のイワの声を西田敏行さんが担当し、山寺宏一さんが妖怪カワの声を務めている。(毎日新聞デジタル)
1位 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
2位 名探偵コナン 11人目のストライカー
3位 僕等がいた 後篇
4位 劇場版SPEC−天−
5位 バトルシップ
6位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
7位 タイタンの逆襲
8位 Black & White/ブラック&ホワイト
9位 ももへの手紙
10位 ジョン・カーター
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