桐谷美玲:映画「新しい靴を買わなくちゃ」で向井理の妹役 北川監督がアドリブ要求

映画「新しい靴を買わなくちゃ」の1シーン (C)2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
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映画「新しい靴を買わなくちゃ」の1シーン (C)2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会

 モデルで女優の桐谷美玲さんが、「ロングバケーション」などで知られる脚本家・北川悦吏子さんが監督・脚本を務める映画「新しい靴を買わなくちゃ」(10月公開予定)に出演することが4日、明らかになった。3月中旬に、映画作品では初の海外となるフランス・パリで撮影に臨んだ桐谷さんは、「初めての海外撮影でしたが、パリは元々大好きな場所で、緊張することもなく演じることができました」とにっこり。北川さんからの要望で、“アドリブ満載”の撮影に臨んだという桐谷さんは、「すごく楽しく撮影でき、自分でもどのように映っているのか楽しみにしているので、みなさんにもナチュラルな表現や空気感を楽しんでもらえたらと思います」とアピールしている。

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 映画は、北川さんと映画監督でプロデューサーの岩井俊二さんが約6年前から準備してきたというラブストーリーで、中山美穂さんと向井理さんが主演することでも話題。カメラマンの八神千(せん・向井さん)は、妹の鈴愛(桐谷さん)に付き添ってパリに訪れることになったが、到着するなり妹は別の目的地に行ってしまう。宿泊先のホテルがわからなくなり、パリの街を右往左往する千が落としたパスポートを踏んでしまったのが、フランスに住むフリーライターのアオイ(中山さん)だった。一方、兄と別れた鈴愛は、日本とパリで遠距離恋愛中の彼氏・カンゴ(綾野剛さん)のもとへある決意を持って向かっていた。やさしく出迎えてくれたカンゴに、鈴愛の気持ちは揺らぎはじめ……という物語が展開する。パリで偶然出会った2人と、再会した2人を通して、互いの人生に正面から向かい合う特別な3日間を描く。

 北川作品に初出演となる桐谷さんは、「北川監督の作品は昔から好きで見ていたので、今回ご一緒できてすごくうれしかったです」と大喜び。北川さんからは「天真らんまんな女の子で可愛らしく演じてね」とアドバイスされたといい、「アドリブもどんどん入れていってと言われたので、相手役の綾野くんと相談しながら楽しく撮影できました」と振り返った。

 北川監督は、「可愛くも、面倒くさい妹という感じにぴったりと思ったので」と桐谷さんの起用理由を説明し、「大胆なお芝居をしてくれているところもあります。今までの彼女ときっと違うと思います」と期待を持たせた。映画は10月公開予定。(毎日新聞デジタル)

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