平清盛:源頼朝少年期に「ミタ」長男抜てき 元モー娘。高橋大河初出演

NHK提供
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 NHK大河ドラマ「平清盛」の新キャストが6日発表され、平清盛の最大の敵・源頼朝の少年期役を、昨年の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)に出演した俳優の中川大志さんが演じることが明らかになった。大河ドラマへの出演は前作「江~姫たちの戦国~」の細川光千代役以来、2度目。6月17日の放送から登場する。この他、元「モーニング娘。」の高橋愛さんが大河ドラマ初出演を果たすなど追加キャスト計6人が発表された。

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 中川さんは、「家政婦のミタ」で松嶋菜々子さんが演じた家政婦・三田灯が派遣される阿須田家の長男・翔役として出演。その後も、金曜ナイトドラマ「13歳のハローワーク」(テレビ朝日系)やスペシャルドラマ「ブラックボード~時代と戦った教師たち~」(TBS系)に出演するなど活躍している。

 中川さん演じる源頼朝は、父・源義朝(玉木宏さん)と疎遠になった母・由良御前(田中麗奈さん)によって、エリート教育を徹底的に叩き込まれた源氏の嫡男。平治の乱で立派な初陣を果たすものの、清盛の知略により敗北。敗走する途中、父とはぐれ平氏の捕虜となる。そして、生涯の大きな壁となる清盛と対面するという役どころ。青年期以降は、岡田将生さんが演じる。

 その他の新キャストには、清盛の嫡男・重盛に窪田正孝さん、源氏と平氏を渡り歩く武将・源頼政に宇梶剛士さん、重盛の妻・経子に高橋さん、清盛の次男・基盛に渡部豪太さん、二条天皇に冨浦智嗣さんの配役となった。窪田さん、高橋さん、渡部さん、冨浦さんは大河ドラマ初出演。

 「平清盛」は、武士が貴族たちから差別されていた時代、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。平清盛(松山ケンイチさん)は白河法皇の“落胤(らくいん)”で、忠盛(中井貴一さん)が養子にしたという設定で描かれている。総合テレビで毎週日曜午後8時から放送中。(毎日新聞デジタル)

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