岡田准一:「400年前と変わらない空を見たい」 映画「天地明察」キャンペーン安全祈願 

映画「天地明察」北極出地キャンペーン安全祈願式に登場した滝田洋二郎監督
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映画「天地明察」北極出地キャンペーン安全祈願式に登場した滝田洋二郎監督

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが7日、富岡八幡宮(東京都江東区)で行われた映画「天地明察」(滝田洋二郎監督)北極出地キャンペーン安全祈願式に登場。天文暦学者の主人公・算哲を演じた岡田さんは「実際に算哲が旅立った場所から全国の皆さんに知ってもらうためにいろいろな所に行くのを楽しみにしています。400年以上もたっているけれど、そのころと変わらない空を見てこられたらと思う」と映画のヒットと全国キャンペーンの安全を祈願した。

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 映画は、第31回吉川英治文学新人賞、10年の本屋大賞を受賞した冲方丁(うぶかた・とう)さんの小説が原作。江戸時代前期、囲碁棋士の名門に生まれながら、和算に興味を示し、後に日本で初めての独自の暦「大和暦」を作り上げていく算哲の物語。算哲を岡田さん、ヒロインの村瀬えんを宮崎あおいさん、算哲の理解者で協力者の水戸藩主・水戸光圀を中井貴一さん、会津藩主で算哲に改暦事業を命ずる名君・保科正之を松本幸四郎さん、算術塾の主・村瀬義益を佐藤隆太さんが演じる。映画は9月15日に全国で公開。

 同キャンペーンは、算哲が全国の北極星の位置を測るという命を受け、実際に富岡八幡宮から「北極出地」の旅に出たという事実にちなんで実施されるもので、滝田監督や岡田さんらキャスト、スタッフが9月上旬にかけて映画宣伝のため全国を訪れる。

 滝田監督は「(富岡八幡宮は)算哲たちも400年以上前に出発式として新たなチャレンジをした場所。大ヒットにつながるようにいいキャンペーンにしたい。今年は天文イヤーでもあるのでみんなで空を見上げて、自分の空を見つけてほしい」と呼びかけた。(毎日新聞デジタル)

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