一休さん:視聴率11.9% 鈴木福のゴールデンタイム初主演SPドラマ

「一休さん」で主演した鈴木福君=2012年6月2日撮影
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「一休さん」で主演した鈴木福君=2012年6月2日撮影

 子役の鈴木福君(8)が一休さんを演じ、ゴールデン帯で初主演したスペシャルドラマ「一休さん」(フジテレビ系)が6月30日、放送され、平均視聴率は11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「一休さん」は、便利なものが何もない室町時代に、知恵を絞ってとんちで切り抜け、助け合いながら生きた人々の姿を、臨済宗の禅僧・一休宗純を中心に軽快なテンポで描いた物語。3本のオムニバスで構成された。福君は主題歌「みんなの一休さん」も担当。一休さんのお目付け役・蜷川新右衛門を成宮寛貴さん、一休さんの母・伊予の局を安田成美さん、将軍・足利義満を東山紀之さんが演じた。

 3本のオムニバスのうち「第1幕」は、さよ(小林星蘭ちゃん)から呼ばれて橋のたもとに向かった一休(福君)は、あこぎな商売人桔梗屋(平泉成さん)の仕業で橋を渡れず困り果てた庶民たちの姿を目にし、そのもめごとを解決すべくとんちを始める……という内容だった。(毎日新聞デジタル)

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