ベルサイユのばら:40周年記念で展覧会 マンガ、宝塚、アニメを展示

ベルサイユのばら展のメーンビジュアル(C)池田理代子プロダクション
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ベルサイユのばら展のメーンビジュアル(C)池田理代子プロダクション

 池田理代子さんのマンガ「ベルサイユのばら」の連載開始40周年を記念した展覧会が9月13日から東京・銀座の松屋銀座8階イベントスクエアで行われる。同作のマンガ、宝塚歌劇による舞台、アニメの資料など約300点をそろえたもので、三つのジャンルの展示が一度に行われるのは、今回が初めて。

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 「ベルサイユのばら」は72年から2年間、週刊マーガレット(集英社)に連載。18世紀後半のフランス革命を軸に、王妃マリー・アントワネットとスウェーデン貴族フェルゼン、男装の近衛隊長オスカルとその幼なじみアンドレの恋愛模様を描いた作品。74年8月29日に宝塚歌劇で初演されて以来、1500回以上上演されているほか、79年10月~80年9月にテレビアニメが日本テレビ系で放送され、幅広い層のファンを得ている。

 展覧会は4章仕立てで、1章でマンガ、2章で宝塚、3章でアニメ、4章で連載中の4コママンガ「ベルばらKids」など同作の現在を紹介する。1章では原画やカラーイラスト、当時の掲載誌など約160点、2章では衣装や小道具のほか、衣装のデザイン帳、公演ポスターなど約40点を展示。3章ではセル画など約50点の展示に加え、名場面を集めた約5分のダイジェストアニメを上映。4章では海外で出版された翻訳マンガの展示や原作者・池田さんのインタビュー映像の上映が行われる予定。

 またマンガ家の槙村さとるさん、水沢めぐみさんなどが描いた「オスカルの肖像」をテーマにしたイラストも展示し、ポストカード、クッキーなどの展覧会オリジナルグッズの販売も予定している。

 会期は9月13~24日の午前10時~午後8時(最終日は午後5時まで)。閉場時間の30分前まで入場可能。料金は一般1000円(前売り700円)、高校・大学生700円(同400円)。中学生以下は無料。(毎日新聞デジタル)

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