バンド・デシネ:邦訳第1弾を発売 メビウスの「ブルーベリー『黄金の銃弾と亡霊』」

「バンド・デシネ」邦訳第1弾の「ブルーベリー『黄金の銃弾と亡霊』」の表紙
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「バンド・デシネ」邦訳第1弾の「ブルーベリー『黄金の銃弾と亡霊』」の表紙

 エンターブレインは、フランスやベルギーなどのマンガ家が描いたマンガ「バンド・デシネ」の邦訳第1弾として「ブルーベリー『黄金の銃弾と亡霊』」を10日、発売した。同作品はフランスのマンガ家メビウス(本名ジャン・ジロー)さんが原画を手掛ける名作「ブルーベリー」シリーズから三つのエピソードを収録。B5変形判、176ページで2940円。

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 「ブルーベリー」は、63年から40年以上にわたって描き続けらた既刊28巻に及ぶ西部劇の大作で、今回の邦訳版「ブルーベリー『黄金の銃弾と亡霊』」には、シリーズ11巻の「彷徨えるドイツ人の金鉱」と12巻の「黄金の銃弾と亡霊」、23巻の「アリゾナ・ラヴ」を収録。原作をジャン=ミシェル・シャルリエさん、翻訳を原正人さんが担当している。また、巻末にマンガ家の寺田克也さんと谷口ジローさんがコメントとイラストを寄稿している。

 メビウスさんは、人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの荒木飛呂彦さんら多くの日本のマンガ家に影響を与えたことでも知られ、今年3月に急逝した。(毎日新聞デジタル)

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