能年玲奈:“生”海女さんに感激 朝ドラ「あまちゃん」ロケ地の久慈市を訪問

連続テレビ小説「あまちゃん」の主なロケ地となる久慈市を訪れた能年玲奈さん(画面中央)と地元の海女の皆さん=NHK提供
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連続テレビ小説「あまちゃん」の主なロケ地となる久慈市を訪れた能年玲奈さん(画面中央)と地元の海女の皆さん=NHK提供

 来春スタートするNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインを演じる能年玲奈(のうねん・れな)さんが11日、主なロケ地となる岩手県久慈市を訪れ、市役所で市長を表敬訪問した後、同市の「小袖海女センター」で海女の仕事を見学した。海に潜ってウニを取る様子を見た能年さんは、「海女の皆さんがたくましくて本当にカッコいいなと思いました。こんな光景を見られて感激です。『頑張らなくっちゃ!』と気合が入りました」と撮影に向け、意気込みを語った。

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 ドラマは、岩手・北三陸の架空の田舎町が舞台。東京のスピードについていけず、引きこもりがちだった高校2年生のヒロイン・アキが、夏休みに母の故郷に連れられて行き、“北限の海女”として海に潜る祖母の姿に衝撃を受け、海女を目指すことに。海に潜るようになったアキは、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出される。そして、母の隠された秘密を知ったアキは、東京で本格的にアイドルを目指すことになるが……というストーリー。脚本を宮藤官九郎さんが手がけ、オリジナルの人情喜劇になるという。本格的なクランクインは10月中旬で、放送は13年4月1日から。全156回の予定。

 ロケ地になる久慈市の撮影では、海に潜ることを楽しみにしていると語る能年さん。「今、プールで潜る練習をしていて、3メートルぐらいまで潜れるようになりました。今日、実際に見られて、イメージが湧いてきたのでよかったと思います」と語っていた。また、地元の人たちに向け、「たくさん方言も勉強して、立派な海女さんになれるように、そして久慈が第2の故郷になるように頑張ります」とメッセージを送った。(毎日新聞デジタル)

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