ロッチ:銃撃戦も覚悟! マニラで決死の“潜入捜査”

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 お笑いコンビ「ロッチ」が、フジテレビ系で19日放送のバラエティー番組「ワールドポリス24時」(関西テレビ・フジテレビ系)で、フィリピンのマニラ警察に密着し、「フィリピンマフィアを一斉検挙せよ!」との指令の下、銃撃戦覚悟の決死の“潜入捜査”を行った。

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 番組は、タレントが自ら海外の警察に密着し、犯罪と戦う姿を体を張ってリポートすることで、その国の知られざる真の姿を解き明かしていく“密着”バラエティー番組。「ワールドポリス長官」に扮(ふん)するお笑い芸人の有吉弘行さんとその秘書という設定のSHELLYさんがMCを務め、世界の犯行現場にタレントを派遣し、現地の警察官とともに、“悪”と闘うよう指令を下すという内容になっている。

 現地で実際に警察官の制服を渡され、さらに銃撃戦に備えて、拳銃の練習も行うという徹底ぶりに戸惑う「ロッチ」のコカドケンタロウさんと中岡創一さん。ロケでは、街をパトロールし、若者たちのけんかの仲裁をしたり、マフィア検挙のため防弾チョッキを着用し、マフィアの住んでいる地区に潜入したりといった過激な撮影が行われた。

 現場での撮影を振り返ったコカドさんは、「バラエティーだと思っていたら、ドキュメントだったんですよ!」と振り返り、「たぶんスタッフさんが思っていた以上のことが起こっているんですよ。銃撃戦になる可能性が50%って言われた時に、スタッフさんが『100%大丈夫だって聞いたんだけどな……』ってざわざわなりだして、ずっとそんな連続でした」と壮絶なロケの様子を明かした。

 また、マフィア検挙に乗り出したときのことを中岡さんは、「僕ら1人ずつパートナーがいてるんですけど、その人に助けてもらうことしか考えてませんでしたね。バラエティーのノリとかではなく『何かあったら、逃げたんねん!』って」と語り、コカドさんは「スタッフさんからも『もし、何かあったら逃げてください』って言われてたんですけど、現地が台風で水かさが腰のあたりまでたまっているから、何かあっても逃げられないんですよ。だから『何かあったら終わりやな』って覚悟は決めてましたね」と振り返っていた。

 番組では、ロッチのほか、杉村太蔵さんがスペインの警察に密着し、観光客を狙ったスリの検挙に挑んでいる。スタジオゲストとして、福田彩乃さん、山本高広さん、つぶやきシローさん、石原良純さんも出演。放送は19日午後4時5分~5時20分。(毎日新聞デジタル)

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