瀧本美織:探偵役で民放連ドラ単独初主演 宮部みゆき原作「パーフェクト・ブルー」

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 女優の瀧本美織さんが、直木賞作家・宮部みゆきさんのミステリー小説をドラマ化した「パーフェクト・ブルー」(TBS系)で、民放連続ドラマで単独初主演することが29日、明らかになった。瀧本さんが演じるのは、女性ばかりの蓮見探偵事務所に調査員として務める主人公・蓮見加代子を演じ、事務所の所長で加代子の母・杏子を財前直見さん、事務所近くのバーのマスター・椎名悠介を寺脇康文さん、加代子の事務所の同僚“ナナさん”こと君塚奈々を平山あやさん、事務所の用心棒的存在の元警察犬・マサの声を、船越英一郎さんが担当する。

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 「パーフェクト・ブルー」は、宮部さんが89年に発表した長編デビュー作で、以前WOWOWでドラマ化され、劇場公開もしている人気作。今回は、原作の設定を一部変更し、同作の登場人物たちで描かれた「心とろかすような マサの事件簿」を加えた2作品を原作として連続ドラマ化している。白石統一郎プロデューサーは「原作をベースに、宮部作品の持つ社会派の視点、そして人々への温かな目線を忘れずに、現代風に大胆なアレンジを試みます」といい、新米女性探偵と元警察犬というユニークな組み合わせのドラマに「普遍的なヒーローキャラクターで、シリーズ化も夢ではない」と期待を寄せている。

 瀧本さんは「この作品に関われることが率直にうれしい」と喜び、犬との共演に「いつか共演してみたいと思っていたのでもう夢みたいです。すてきなパートナーになれたらいいな!」とコメント。自身はミステリードラマでは犯人を当てられるタイプではないとのことだが、「視聴者の皆さんをハラハラさせたいし、どんどん巻き込んでいくドラマにしたい」と意気込んでいる。ドラマは、10月8日スタートで毎週月曜午後8時から放送。(毎日新聞デジタル)

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