岡田准一:自ら撮影した天の川写真に会場からどよめき 滝田監督も絶賛

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 映画「天地明察」(滝田洋二郎監督)で安井算哲役で主演を務めた岡田准一さんが6日、「東京スカイツリータウン」(東京都墨田区)のプラネタリウム「天空」で開催された「夜空を作ろう!プロジェクト全国大会」に登場。岡田さんが撮影した天の川の写真がプラネタリウムに映し出されると100人の観客からどよめきが起き、滝田監督も「さすが安井算哲」と岡田さんの写真を絶賛。岡田さんは「ロケ先で撮った天の川で一度自分のカメラで撮ったんですが、うまくいかなかったのでスタッフさんのいいカメラを無理やり借りて撮りました」とはにかんでいた。

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 同プロジェクトは、美しい夜空の写真を公式サイトで募集するプロジェクトで、全国から集まった約2000枚の写真や岡田さん、滝田監督、宮崎あおいさん、佐藤隆太さん、市川猿之助さん、笹野高史さん、岸部一徳さん、渡辺大さん、横山裕さん、中井貴一さんが撮影した夜空の写真が公開された。キャストが撮影した写真は公式ホームページで公開中。

 映画は、第31回吉川英治文学新人賞、10年の本屋大賞を受賞した冲方丁(うぶかた・とう)さんの小説が原作。江戸時代前期、囲碁棋士の名門に生まれながら、和算に興味を示し、後に日本で初めての独自の暦「大和暦」を作り上げていく算哲の物語。算哲を岡田さん、算哲の妻でヒロインの村瀬えんを宮崎さん、会津藩主で算哲に改暦事業を命ずる名君・保科正之を松本幸四郎さん、算術塾の主・村瀬義益を佐藤さんが演じる。

 岡田さんは「星を眺めるということは未来や希望に向かっていくこと。今と変わらない夜空を見上げていた力強い人たちの物語」と映画をアピールした。映画は9月15日に全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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