ブランキー・中村達也:離婚危機にあったこと告白 震災で仲直り

映画「莫逆家族」の初日舞台あいさつに登場した中村達也さん
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映画「莫逆家族」の初日舞台あいさつに登場した中村達也さん

 ロックバンド「BLANKEY JET CITY」でドラマーとして活躍した中村達也さんが8日、お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんの初主演映画「莫逆家族~バクギャクファミーリア」(熊切和嘉監督)の初日舞台あいさつに主要キャストとして登場し、一時離婚の危機にあったことを告白した。

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 舞台あいさつでは、キャスト全員が映画にちなんで守るべきものを発表し、「家族」「時間」「親友」という答えが出るなか、中村さんはため息をつきながら「俺は家庭もグラグラだし、映画撮ったら日本には地震が来ちゃうし、揺れがすごくて、かみさんには『離婚は一時保留』と言われるし。1年半たって映画公開になったら、かみさんとは知らない間に仲良くなっちゃったし……」とプライベートを自ら明かし、「何を守るべきか。躍起になっても守れないことはあるからな……」とつぶやいて、会場の笑いを誘っていた。

 一方、撮影現場での中村さんについて徳井さんは「どこでキレるか分からないから怖い。本番中は一番安全なんですよ」と語り、中村さんは「普段はドラムとかたたいているんですけれど、出たら出たで自分ではハマリ役だと思っている。お楽しみいただければ」と、演技に自信を見せていた。舞台あいさつには、徳井さん、中村さんのほか、林遣都さん、玉山鉄二さん、新井浩文さん、村上淳さん、ちすんさんも登場した。

 「莫逆家族」は、田中宏さんが99~04年に週刊ヤングマガジン(講談社)に連載したマンガが原作。かつて17歳で関東一の暴走族「神叉」の総会長を襲名してトップに立っていた男・火野鉄(徳井さん)は、家族を養うために建設作業員として働く日々を過ごしていたが、理不尽な事件が横行する現代社会の中で、ただ黙って働く毎日にキレて、仲間たちと自らを「家族」と名乗り、自分たちのルールで生きていこうとする……。反抗期の息子・周平(林さん)は、鉄に反発心を抱きながらも、徐々に見る目が変わっていく……というストーリー。中村さんはかつての「神叉」総会長・渡辺満役を演じている。(毎日新聞デジタル)

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