加藤夏希:メイド服姿披露「27歳なのに大丈夫かな」

映画「武蔵野線の姉妹」の完成披露試写会にメイド服姿で登場した(左から)中田ちさとさん、加藤夏希さん、仲谷明香さん
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映画「武蔵野線の姉妹」の完成披露試写会にメイド服姿で登場した(左から)中田ちさとさん、加藤夏希さん、仲谷明香さん

 女優の加藤夏希さん(27)と人気アイドルグループ「AKB48」の仲谷明香さん(20)、中田ちさとさん(21)が13日、東京都内で開かれたトリプル主演の映画「武蔵野線の姉妹」(山本淳一監督)の完成披露試写会に劇中で挑戦しているメイド服姿で登場。メイド服を着た感想について、中田さんが「かわいくて、私もまだまだいけると思いました」と答えると、年上の加藤さんは、「全然いけますよ。私がいけなくなっちゃいますから(笑い)。衣装合わせの時、不安でしたもん。27歳なのに大丈夫かなって」と苦笑いで振り返るも、「こういったファッションをする機会がないので楽しかった。30(歳)前にできたのがうれしい」と笑顔で答えていた。

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 映画は、ユキヲさんの同名コミックスが原作。埼玉県の武蔵野線沿線でセレブな生活を送る美少女姉妹の緑川蘭子(通称・ラン、加藤さん)とひかる(通称・パンドラ、仲谷さん)は、趣味のロリータファッションに身を包み、怠惰な日々を過ごす優雅なニート生活を営んでいた。そんなある日、生活に疑問を抱いたパンドラは秋葉原のメイド喫茶で働くことを決意する。「我々姉妹にとって、働くということは最も犯してはならない罪」と血相を変えるランだが、働くことによって“リア充”(現実の生活が充実)化するパンドラに戸惑い、反発を覚えていく……というストーリー。中田さんは伝説のネットアイドル・英由良を演じる。

 撮影を振り返った加藤さんは、「撮影日数が短くて大変でした。私は4日だったんですけど、4日で映画ってできるんだって」と苦笑まじりに明かし、さらに演じたキャラクターについて「原作が人間じゃない動きや表情をするので、そのおもしろさをどう実写で表現するか。自分を捨てて、やれだけやるって感じでした。(加藤さんの演技が振り切っている?)そんなに壊れたつもりはないんですけど、会社に『あの顔、大丈夫?』って言われました」と語り、会場の笑いを誘っていた。映画「武蔵野線の姉妹」は11月17日から公開予定。(毎日新聞デジタル)

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