アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花さん(15)が20日、東京都内で行われた米映画「ハンガー・ゲーム」のジャパンプレミアに登場。主人公と絆を育む少女・ルーの日本語吹き替え版の声優の座を同グループ内の“サバイバル”オーディションで勝ち取った生田さんは、「声優初挑戦ということで緊張しました」とアフレコを振り返り、「今回、重要な役をいただくことができて、本当に光栄です」と喜びを語った。また、「プレーヤーが同世代なので、見ていてドキドキしました」と、アイドルさながらの生き残りをかけた“サバイバル”な内容に共感していた。
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イベントには、同グループの生駒里奈さん(17)と桜井玲香さん(18)、女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の大野忍選手(28)、近賀ゆかり選手(28)も出席。乃木坂46の3人と初対面した大野選手は「本当に可愛らしくて、(同じ女性として自分と)比べてはいけないな……」と絶賛し、近賀選手も「可愛くて、大人だな、と。すごいな」とベタ褒め。それを受けた3人は「いやいやいや……」と手を横に振って否定し、桜井さんは「ヤングなでしこの選手に何回かお会いしたことがあるんですが、私たちよりも大人で……。今、(大人と)言われてビックリしました」と恐縮していた。
「ハンガー・ゲーム」は、全世界でシリーズ累計5000万部以上の売り上げを記録したスーザン・コリンズさんの同名小説が原作。強大な権力者と絶望に支配された独裁国家を舞台に、愛する家族のために命懸けの“ハンガー・ゲーム=殺戮(さつりく)ゲーム”に身を投じたヒロイン・カットニスの勇気と成長を描くサバイバルアクション。全米では3月の公開以来、4週連続で興行収入1位というヒットを記録している。日本語吹き替え版では、主人公のカットニスを水樹奈々さん、彼女と同じ地区出身でともにゲームへ出場するピーターを神谷浩史さんが担当する。28日から公開。
映画にちなんで、サバイバル能力にたけている女子サッカー選手を聞かれた大野選手は「川澄(奈穂美)選手です」と語り、「賢くて粘り強いし、スタミナもあります」とコメント。乃木坂46内で同じ質問されると、生駒さんが「はい!」と元気よく手を挙げ、「私、森とかが大好きなので、なんとなくフラッと生きていけると思います」と笑顔でアピールしていた。(毎日新聞デジタル)
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