松坂桃李:観客と1001人で小指つなぎギネス達成

映画「ツナグ」のギネス挑戦イベントに参加した佐藤隆太さん、桐谷美玲さん、松坂桃季さん、樹木希林さん、平川雄一朗監督ら
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映画「ツナグ」のギネス挑戦イベントに参加した佐藤隆太さん、桐谷美玲さん、松坂桃季さん、樹木希林さん、平川雄一朗監督ら

 俳優の松坂桃李さんの主演映画「ツナグ」(平川雄一朗監督)の特別試写会が、2日に東京都内で行われた。同イベントには、松坂さんのほか、共演者の樹木希林さん、佐藤隆太さん、桐谷美玲さんや平川監督も登場し、996人の観客とともに映画のヒットを願って“指きりげんまん”をする「思いを“ツナグ”小指チェーン」を実施。ギネス世界記録の公式認定員立ち会いのもと、両隣の人と小指をつなぎ、1分間願いごとをしながら腕を揺らす「ロンゲスト・ピンキー・スウェア・チェーン」(指きりげんまん)の最多人数記録に挑戦した。

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 ギネス挑戦の本番を前に、「緊張しています」という松坂さんをはじめ、登壇者はソワソワ。一方、それを尻目に「なんの意味があるのかなーって(苦笑)」と、若干冷めた態度で会場を笑わせた樹木さんだったが、記録樹立後は、ガッツポーズでにっこり。キャスト陣は観客に拍手を送り、ともに世界記録樹立を祝福した。

 「ロンゲスト・ピンキー・スウェア・チェーン」は、約100年前に250~600人くらいの人々で行われた記録が残っており、今回1001人の最多人数によるギネス記録を達成。代表してギネス認定証書を受け取った松坂さんは、「記念すべき、歴史的瞬間に僕も立てて幸せです」と喜び、「スタッフ、キャスト心をこめて作った作品。今日、映画を見て、まだ見ていない方にその思いをつないでいただけたら」と映画をアピールした。

 映画は第32回吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月さんの同名小説が原作で、人との絆やつながりが描かれた物語。死者との再会を望む人々と、その仲介をつかさどる“使者”=“ツナグ”として人々の人生に深く関わっていく少年・歩美(松坂さん)の葛藤と成長を描いている。10月6日公開。(毎日新聞デジタル)

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