アデル:「007」最新作の主題歌を担当 タイトルは同名の「スカイフォール」

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 12年のグラミー賞で6冠に輝いた英歌手のアデルさんが、「007」のシリーズ誕生50周年記念作品「007 スカイフォール」(サム・メンデス監督、12月1日全国公開)の主題歌を担当することが、このほど明らかになった。同映画のために書き下ろされた2年ぶりの新曲で、タイトルは映画と同名の「スカイフォール」。グラミー賞を受賞した大ヒットシングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でもタッグを組んだポール・エプワースさんとの共作で、レコーディングは77人のオーケストラとともに行われたという。

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 楽曲は、「007」シリーズ第1作「ドクター・ノオ」が英国で50年前に公開された10月5日の「ジェームズ・ボンドの日」の午前0時7分(日本時間午前8時7分)に、アデルさんの公式サイトで公開される予定。また同日から音楽配信サイト「iTunes」で先行配信予定で価格は250円。

 当初、人気シリーズの主題歌を担当することはプレッシャーだったと語るアデルさんは「最初はちょっとおよび腰だったの。でも脚本を読んで文句なしに気に入ったし、エプワースも面白いアイデアを出してくれてたから、気がついたら、これをやらない手はないって思うようになったの。あらすじに合わせて曲を書くことは本当に楽しかった。私にとって初めての経験だから、すごく面白かった」と振り返り、「ストリングスを録音したときは、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になったとき、きっと髪をとかしながら『私は昔ボンドガールだったんだから』なんていってるはずよ!」とコメントしている。

 映画「007 スカイフォール」は、これまであまりスポットライトを浴びることがなかったジェームズ・ボンドの上司Mを中心に物語が展開。ボンド役は「007/カジノ・ロワイヤル」(06年)、「007/慰めの報酬」(08年)に引き続き、ダニエル・クレイグさん、M役も引き続き、ジュディ・デンチさんが演じる。また悪役は、「ノーカントリー」でアカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムさんが演じ、ボンドガールの一人はフランスの女優ベレニス・マーロウさんが演じる。

 なお、発売5周年を迎えた清涼飲料「コカ・コーラゼロ」は「007」シリーズ公開50周年の節目を迎えた同映画とのキャンペーンを展開。1日から主人公ボンドのシルエットをあしらった限定デザイン缶を販売しているほか、13、14日には限定缶1000本で作った巨大オブジェを東京スカイツリーのイベントスペース「スカイアリーナ」に展示し、現地で挑戦できるクイズイベントを実施する。秘密を解いた100人に1人あたり7本の「コカ・コーラ ゼロ」を2日間で計700本、その場でプレゼント。イベントは両日とも午前11時~午後5時に開催している(賞品がなくなり次第終了)。(毎日新聞デジタル)

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