相棒:初回視聴率19.9% 新相棒・成宮登場でシリーズ最高の滑り出し

「相棒シーズン11」の会見に登場した水谷豊さん(左)と成宮寛貴さん
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「相棒シーズン11」の会見に登場した水谷豊さん(左)と成宮寛貴さん

 俳優の成宮寛貴さんが新相棒として初登場した人気刑事ドラマ「相棒」のシリーズ最新作「相棒シーズン11」(テレビ朝日系)の初回2時間スペシャル版が10日に放送され、平均視聴率は19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、昨年10月放送の「シーズン10」で記録したシリーズの初回最高視聴率19.7%を抜き、過去最高の滑り出しをみせた。瞬間最高視聴率は午後10時8分に記録した24.4%だった。

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 相棒シリーズは、水谷豊さん演じる警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。今回のシーズン11では、所轄署の捜査1係に配属されたばかりの甲斐享(成宮さん)が右京の新相棒として加わるほか、享の父親で警察庁次長の甲斐峯秋(みねあき)役で石坂浩二さん、享の恋人役で元宝塚歌劇団トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんも加入するなど、「相棒」の世界がさらなる広がりを見せている。

 「シーズン11」の第1話「聖域」は、午後8時からの2時間9分のスペシャル版で、10年ぶりの海外ロケとなった香港で、「相棒」史上初となる海外での事件が描かれた。香港警察も踏み込めない“聖域”の日本総領事公邸で起こる事件を右京たちは解決できるのか……という壮大な展開で、賀来千香子さんらがゲスト出演した。

 相棒シリーズは、10年から11年にかけて放送された「シーズン9」では、第16話でシリーズ最高視聴率となる23.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。全18話の平均視聴率も過去最高の20.3%とシリーズを通して初めて20%の大台を超えた。今年3月まで放送された「シーズン10」も全19話の平均視聴率が16.6%と好調で、及川光博さんが卒業した最終回は同シーズン最高、相棒シリーズの最終回としても過去最高の20.5%を記録した。(毎日新聞デジタル)

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