ももクロ・玉井詩織:ドラマ「悪夢ちゃん」で単独声優デビュー メンバー5人でオーディション

日本テレビ提供
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 5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」の玉井詩織さんが、女優の北川景子さん主演のドラマ「悪夢ちゃん」(日本テレビ系)で声優として出演していることが19日、明らかになった。玉井さんを含む「ももクロ」のメンバー全員で声優を務めたことはあるものの、玉井さんが単独で声優を務めるのは初めて。

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 玉井さんは、13日に放送された第1話から北川さん演じる主人公・武戸井彩未の夢の中に登場する「夢獣(ゆめのけ)」の声を担当。第1話のエンドロールで、「ももクロ」のメンバーが夢獣の声を担当していることのみが明かされ、ドラマのホームページで声優を当てるクイズを開催したところ、約2万1000通の応募があったという。

 玉井さんは「夢獣という何の動物か分からない空想の世界の動物の声をやるのは難しかったのですが、収録をしていきながら、この声を見つけ出して夢獣になることができました。難しいのですが、頑張っています!」とメッセージを寄せている。

 ドラマでは「ももクロ」の新曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」が主題歌として起用されており、戸田一也プロデューサーは主題歌を依頼したときから、メンバーのうち1人を声優に起用することを考えていたという。戸田プロデューサーは、玉井さんの起用理由を「ぜいたくにも5人からオーディションをさせていただき、おのおの甲乙つけがたい魅力を感じる中、玉井さんの一生懸命さと、持ち前のみんなの妹的キャラが、夢獣の不思議な愛らしさにベストフィットすると感じ、起用させていただきました」と話している。

 ドラマは恩田陸さんの小説「夢違」を原案に、大河ドラマ「風林火山」などの大森寿美男さんが脚本を手がける学園ファンタジー。小学校教師の武戸井彩未(北川さん)のクラスに、「予知夢」を見ることができる少女・古藤結衣子(木村真那月ちゃん)が転校してくる。面倒ごとには一切関わりたくない彩未だが、結衣子に助けを求められ、、嫌々ながらも事態の解決に乗り出すことになる……というストーリー。小日向文世さんやGACKTさん、優香さん、お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんらも出演する。

 「悪夢ちゃん」は日本テレビ系で毎週土曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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