まほろ駅前番外地:瑛太と松田龍平の話題作、テーマソングはフラカン&坂本慎太郎

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 俳優の瑛太さんと松田龍平さんが出演して人気を博した映画「まほろ駅前 多田便利軒」(昨年4月公開)の続編として連続ドラマ化される「まほろ駅前番外地」(テレビ東京系)のテーマソングが19日、明らかになった。オープニングテーマは、4人組バンド「フラワーカンパニーズ」の「ビューティフルドリーマー」で、エンディングテーマは、10年に解散したロックバンド「ゆらゆら帝国」のボーカル&ギターで知られる坂本慎太郎さんの「まともがわからない」に決定。それぞれドラマのために書き下ろされた。

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 「まほろ駅前 多田便利軒」は、三浦しをんさんの直木賞受賞作で、昨年4月には映画も公開され、熱狂的なファンを生んだ。今回の連続ドラマの原作は、「~多田便利軒」の外伝「まほろ駅前番外地」(文芸春秋)が原作。東京郊外にある架空の都市「まほろ市」で便利屋を営む多田と、多田の元に居候を始めた中学時代の同級生の行天の痛快で心温まる物語。ドラマでは、映画と同じく、まじめでしっかり者の多田を瑛太さん、ひょうひょうとしてつかみどころのない行天を松田さんが演じ、毎回、2人が奇天烈(きてれつ)な依頼を解決していく1話完結のストーリー。2人の背景を感じさせる人間ドラマも描かれるといい、映画「モテキ」の大根仁監督が演出・脚本を手がける。

 ドラマのテーマ曲を書き下ろしたのは初めてという「フラワーカンパニーズ」は、「最初は若干戸惑ったんですが、台本を手に取りながらイメージを膨らませて製作しました」とコメント。「曲調は60年代風に、歌詞はドラマのイメージを壊さないようにしながら、少しずつ自分たちの色に染めていき、最終的にはすごく新鮮な感触の自信作になりました」と力を込めた。

 一方、自身初となる劇中音楽も手がける坂本さんは、「初めての経験で想像以上に楽しかったです」と振り返り、「脚本を読ませていただき、自分なりにイメージを膨らませてエンディング曲を作りました」とコメントした。ドラマ「まほろ駅前番外地」は13年1月放送予定。(毎日新聞デジタル)

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