「カティンの森」などで知られるポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダさんによる「菖蒲」が20日から公開された。ベルリン国際映画祭で「映画芸術の新しい展望を切り開いた作品」に授与されるアルフレード・バウアー賞に輝いている。
あなたにオススメ
朝ドラ:26年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
映画は三つの層から成り立っている。一つは、女優のクリスティナ・ヤンダさんが本人として登場する層。もう一つが、ヤンダさんがマルタという女性を演じるポーランドの作家ヤロスワフ・イバシュキェビチの短編小説「菖蒲」を基にした物語の層。そこでは、病に侵された人妻マルタが若い青年に引かれていく。そして、本作の撮影現場風景の層。その三つが影響を及ぼしあい、1本の映画へと形作られていく。
当初は、小説「菖蒲」をベースに物語をつむぐはずだったという。ところが、撮影半ばにヤンダさんの夫であり、ワイダ監督の盟友でもあった撮影監督エドバルト・クウォシンスキさんが病死し、それによって作品は大きく変わっていった。映画が始まってまもなく、ホテルの一室で目覚めたヤンダさんが話し始める。最愛の夫の死に至る軌跡と自身の心情。その静かなモノローグに、罰当たりではあるが、このままでは睡魔に襲われると思った。ところがその後、ワイダ監督による撮影現場に切り替わり、撮影開始を告げるカチンコが鳴った途端“覚醒”。あとはただただ、不思議な構造の、愛する人を失い、絶望しながらも生きようとする人間の物語に見入った。ちなみに、ヤンダさんが夫との思い出を語る部屋の内装は、米国の画家エドワード・ホッパーの絵画を基にしつらえられたという。20日から岩波ホール(東京都千代田区)ほか全国で順次公開中。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
7月24日に公開される2本立て映画「仮面ライダーゼッツ&超宇宙刑事ギャバン インフィニティ Wヒーロー夏映画2026」のうち、映画「仮面ライダーゼッツ」に、5人組ボーカル・ダンス…
俳優の綾瀬はるかさん、お笑いコンビ「千鳥」の大悟さんが現地時間5月16日、フランスで開催中のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された出演映画「箱の中の羊」の公式上映に参…
俳優の山下智久さんが5月15日、東京都内で行われた、主演映画「正直不動産」(川村泰祐監督)の初日舞台あいさつに登場。「正直またみんなに会いたい」と続編の期待をにじませた。
映画「スター・ウォーズ」(以下、SW)シリーズの7年ぶりの劇場最新作「マンダロリアン・アンド・グローグー」(ジョン・ファブロー監督)が5月22日に日米同時公開される。日本時間5月…
俳優の伊藤英明さんが、5月22日日米同時公開される映画「スター・ウォーズ」シリーズの7年ぶりの劇場最新作「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」(ジョン・ファブロ…