ジャン・レノ:シェフ演じた主演映画PRで来日 「女性に料理を作るのは最大の誘惑」

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 仏俳優のジャン・レノさんが、主演映画「シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」(ダニエル・コーエン監督)のPRのため、このほど来日。4日に東京都内で行われた、映画の公開イベントに登場した。同作でシェフ役を務めたレノさんは、家族や友人のために料理をすることがあるといい、「女性のために料理を作るのは、非常に有効な誘惑のための武器です」と男性陣にアドバイスすると、同席した女優の川島なお美さんも大きくうなずいていた。

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 映画は、パリの高級三つ星フレンチレストランの厨房(ちゅうぼう)で繰り広げられる人間模様を描いている。20年間、店の三つ星を守ってきたベテランシェフ、アレクサンドル(レノさん)はスランプに陥っていた。そんなとき、天才的な舌を持つ生意気な若手シェフ、ジャッキー(ミカエル・ユーンさん)と出会う。アレクサンドルは、ジャッキーに、審査会に向けた新メニュー作りの協力を求め、ジャッキーが声をかけたほぼ素人の仲間も加わり、メニューの開発に取りかかる……というストーリー。22日公開。

 イベントは、映画にちなんで東京・恵比寿の有名なフレンチレストラン「ジョエル・ロブション」で開催。同レストランのシェフであるロブションさんをはじめ、多くのシェフを友人に持つレノさんは「シェフには敬意を抱いている。シェフは毎日、毎日、いつも同じレベルのクオリティーの料理を提供しないといけない」と尊敬の念を表した。また、撮影について「共演のミカエル・ユーンもすごく好きだったし、しかも料理についての話だったからとても喜んで映画に入ったよ」と振り返った。美食家代表として駆けつけた川島さんは、同作を「三つ星以上の四つ星でした」と得意の仏語で絶賛した。(毎日新聞デジタル)

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