谷花音:小林星蘭と“ゾロリダンス”初披露 「尺が早い」と業界用語も

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 人気子役の小林星蘭ちゃん(8)と谷花音ちゃん(8)の小学2年生ユニット「すたーふらわー」が9日、東京都内で行われた劇場版アニメ「映画かいけつゾロリだ・だ・だ・だいぼうけん!」の完成披露試写会に、声優の山寺宏一さんらと共に登場。主題歌「つぎいってみよう!」にあわせて作られたキュートな“ゾロリダンス”をこの日星蘭ちゃんと一緒に初披露した花音ちゃんは、「みんなが手拍子してくれて、うれしかった!」とにっこり。ダンスのポイントを聞かれた花音ちゃんは、「回るところとか、“尺”が早すぎると(うまくできない)……」と“業界用語”が飛び出したことから、山寺さんは「業界用語でごめんなさい!」と慌ててフォローし、会場を盛り上げた。

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 「マル・マル・モリ・モリ!」の濱田“Peco”美和子さんが振り付けを担当したゾロリダンスについて、花音ちゃんは、「1カ月前に教えてもらったけど、時間がなくて、練習できなかった」と人気子役ならではの悩みを告白。仕事の合間などで少しずつ練習し、昨日DVDを見ながら振り付けを思い出したという花音ちゃんは、「1回だけ間違いそうになったけど、なんとか乗り越えた!」と笑顔で振り返った。

 アニメは、シリーズ累計発行3200万部を誇る、原ゆたかさんの人気児童図書「かいけつゾロリ」(ポプラ社)が原作で、劇場版アニメが公開されるのは今回が初。ゾロリと相棒のイシシ、ノシシは宝が埋まっているという伝説のガパール山に出かける。山のふもとにあるガパパ村を訪れたゾロリたちだったが、その村では子供たちの間で伝染病“しましま病”が大流行中だった。病気を治すのにガパール山にある“パープルストーン”と“ぴっかりごけ”が必要なことを知ったゾロリは、村で出会った仲間とともガパール山へと出発する……というストーリーが展開する。テレビシリーズに引き続き、劇場版でも山寺さんが、ゾロリの声を担当。ヒロイン・アリウスの声を林原めぐみさん、イシシ役を愛河里花子さん、ノシシ役をくまいもとこさんが務める。

 完成披露試写会には、原作者の原さんのほか、愛河さん、くまいさんやゾロリの着ぐるみも登場。今回がシリーズ初の長編劇場版ということから、原さんは「ひょっとしてヒットして、(また)映画になるんだったら、作品を用意しておかないと、と思って(作品を)書いています」と続編への意欲を告白。同作の宣伝隊長を務める「すたーふらわー」に、原さんは、「もし今度(新作を)やったら、声やってくれる?」とラブコールを送ると、2人は大きな声で「はい! がんばります!」と元気いっぱいに答えていた。劇場版は22日公開。(毎日新聞デジタル)

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