八重の桜:プロデューサーが綾瀬はるかの座長ぶりを絶賛

「八重の桜」の第1回の完成試写会に登場した綾瀬はるかさん
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「八重の桜」の第1回の完成試写会に登場した綾瀬はるかさん

 13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の第1回の完成試写会が11日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれ、主演の綾瀬はるかさんや内藤慎介チーフプロデューサーらが登場した。内藤チーフプロデューサーは綾瀬さんについて「自然体な姿が八重に近い。(綾瀬さんは)手を抜かないでまっすぐ(な性格)なので自然とチームワークができている。引っ張っていくタイプじゃないけど、やれるんじゃないか……という雰囲気にさせる」と“座長ぶり”を絶賛した。

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 ドラマは、福島県出身で戊辰(ぼしん)戦争の落日、会津の鶴ケ城に500人の女たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、後に同志社大学を創設した新島襄の妻となる新島八重(1845~1932)の一生を描く。オダギリジョーさんや西島秀俊さん、長谷川博己さん、玉山鉄二さん、黒木メイサさん、剛力彩芽さん、小栗旬さん、反町隆史さんらが出演する。

 放送中の「平清盛」は井戸敏三・兵庫県知事が「画面が汚い」などと発言したことが話題となったが、「八重の桜」の第1回の試写会を終えて、報道陣から「今回は画面が明るい」という声が上がった。内藤チーフプロデューサーは「『平清盛』を意識したのか?」と聞かれると、「それは考えていない」としながら、「女性が主役なので画面をきれいにしたかった」と説明。撮影では、同局のドラマでは初となる高解像度の大型カメラを導入したといい、内藤チーフプロデューサーは映像について「奥行きがあって明るく見える。役者の芝居力が必要になる」と話していた。

 「八重の桜」はNHK総合で13年1月6日午後8時から放送。全50回を予定。(毎日新聞デジタル)

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