人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが15日、TOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)で開催された主演映画「映画 妖怪人間ベム」(狩山俊輔監督)の初日舞台あいさつに、共演した杏さん、鈴木福君とともに登場した。亀梨さんは、テレビドラマが人気となり、映画化された同作について「まさか映画になるとは思っていなかった。視聴者の皆さんの力を感じた。自分たちの方向性を信じてやってこれたのも皆さんのおかげ。視聴者とのつながりを再確認できた」と感極まった様子で目にうっすらと涙を浮かべると、MCを務めた日本テレビの辻岡義堂アナウンサーが「亀梨さんが目を潤ませています」とファンに向かって実況。亀梨さんは「寝不足なのかな?」と照れ笑いを浮かべた。
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「妖怪人間べム」は68年に放送された人気アニメで、11年に日本テレビ系で実写ドラマ化され、平均視聴率15.6%を記録。みにくい体ながら正義の心を持った妖怪人間のベム(亀梨さん)やベラ(杏さん)、ベロ(福君)が、人間から迫害されながらも、人間になることを夢見て悪の妖怪と戦い、人々を救っていく姿を描く。映画版は、女優の観月ありささんが“人間妖怪”の小百合を演じるほか、筒井道隆さんらが出演する。
亀梨さんは福君について「日々、成長している。ドラマのときは、どんなつまらないことを言っても笑ってくれたけど、最近は笑ってくれない。スルーとツッコミを覚えた」と話すと、福君はうれしそうな表情を浮かべた。
また、同作の名ゼリフ「早く人間になりたい」にかけて「早く達成したいこと」が話題になり、スポーツ番組「Going!Sports&News」(日本テレビ系)でホームランを打つ企画に挑戦している亀梨さんに、辻岡アナが「ホームランを打つのは?」と問いかけると、亀梨さんは「今年中には打ちたい」と宣言。杏さんは「(亀梨さんは)撮影中に(ベムの持っている)杖をバット代わりに素振りの練習をしていた」と明かしながらエールを送っていた。(毎日新聞デジタル)
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