樋口真嗣監督:日本人初のアイマックス作品製作に意欲「スケールが大きいものを」

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 映画「のぼうの城」を手掛けた樋口真嗣監督がこのほど、シネマコンプレックス「シネマサンシャイン土浦」(茨城県土浦市)で開催された同県初のIMAX(アイマックス)デジタルシアターのオープニングセレモニーに登場。大サイズの映像が上映できるアイマックス向けの映画製作について「日本人では今まで誰もやっていないのでぜひやってみたいです」と意欲を見せ「怪獣映画とか、アイマックスのスペックに負けないくらいスケールが大きいのをやりたいですね。関係者の皆さんぜひやらせてください」と話し会場を盛り上げた。

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 アイマックス・デジタルシアターは、映画を構成する「映像」「音響」「空間」「作品」という四つの要素を独自の技術で最高水準まで高めたシアター空間で、まるで映画の中にいるような臨場感が体感できる。樋口監督はその魅力について「説明するより見てもらうのが一番早い。これを見ちゃうと他の映画館で見られなくなるくらいすごい」と話し「ハリウッドの監督も試写会の劇場に指定するくらいすごいんですよ」と語った。セレモニーには、報道関係者も含め約300人が来場し、その臨場感を体験した。

 シネマサンシャインを運営する佐々木興業は、1日にシネマサンシャイン衣山(愛媛県松山市)に中四国初のアイマックス・デジタルシアターを導入し、続いて14日に土浦でオープンさせた。昨年、同シアターが導入されたシネマサンシャイン大和郡山(奈良県大和郡山市)と衣山、土浦の3館では、J.J.エイブラムス監督の最新作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13年9月公開予定)の特別フッテージ映像を映画「ホビット 思いがけない冒険」(アイマックス3D版)の上映開始10分前に上映している。(毎日新聞デジタル)

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