剛力彩芽:月9初主演に感謝の涙 「ここに立てているのは皆様のお陰」

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 女優の剛力彩芽さん(20)が8日、東京大神宮(東京都千代田区)で行われた主演する月9ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ系)の制作会見に、水色を基調にした鮮やかな晴れ着姿で登場した。冒頭のあいさつで剛力さんは「今回ゴールデンで初主演を務めることに、すごく緊張しているんですが……。心臓がバクバクです」と月9初主演で重圧を感じているようで、突然声を詰まらせ、「今日この場に立てているのも皆様のお陰だなと思ってます。皆さんに笑顔になってもらえるように頑張りたい」と目に涙をため、関係者やファンに感謝していた。

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 ドラマは3巻累計で310万部を突破し、文庫として初めて「本屋大賞」にノミネートされた三上延さんの人気ミステリー小説が原作。神奈川・鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、剛力さん演じる人見知りで初対面の人間とはうまく接することができないが、本には人一倍の情熱を燃やす美人店主の篠川栞子が、さまざまな古書にまつわる事件や謎を解き明かす……という内容。原作ではロングヘアだった栞子をショートカットの剛力さんが演じることでも話題を呼んでいる。

 そのほかのキャストは、同じビブリア古書堂で働くことになる“活字恐怖症”の五浦大輔を剛力さんと初共演となるダンス・ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさん、古書堂に住み着く謎の“せどり屋”・志田肇を高橋克実さんが演じるほか、トリンドル玲奈さん、田中圭さん、鈴木浩介さんらが出演。また、サッカー日本代表で、ドイツのブンデスリーガ「シャルケ04」で活躍する内田篤人選手がゲスト出演し、俳優デビューすることも決まっている。

 剛力さんは、演じる栞子について「台本を読んですごく好きになった」と話した。撮影では、本にまつわるせりふに苦労しているようで、「せりふが長い。大変です。栞子は本が好きなので頑張らないといけないですね」と笑顔を見せ、「原作の栞子に少しでも近づけたらいいなと思いますし、プラス、映像化するので私らしさも出せたら」とドラマへの意気込みを語った。

 会見は、 昨年8月に20歳を迎えた剛力さんの一足早い成人式を兼ねて行われ、AKIRAさん、高橋さんも和服姿で登場した。大きな絵馬に「人」と今年の抱負を書いた剛力さんは、その理由を「スタッフや共演者とのかかわりを大切にしたい。人に感謝だったり、そういう気持ちを持ちながら(という理由で)今年は『人』にしました」と説明。「改めて成人式をやらせていただいて、大人の第一歩という感じです」とほほえんだ。

 「ビブリア古書堂の事件手帖」は14日から毎週月曜午後9時放送。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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