ウィルコ・ジョンソン:末期がんを公表 東京最後のライブに鮎川誠やチバ、ベンジーら盟友集結

レッドシューズ提供
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 末期のすい臓がんであることを発表した英ギタリストのウィルコ・ジョンソンさん(65)が10日、東京では最後となるライブをライブハウス「レッドシューズ」(東京都港区)で行った。ライブには、ロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」の鮎川誠さんやシーナさん、「The Birthday」のチバユウスケさん、“ベンジー”の愛称で知られる元「ブランキー・ジェット・シティ」の浅井健一さん、「ルースターズ」の花田裕之さん、「ザ・プライベーツ」の延原達治さんら豪華ゲストが登場し、セッションを繰り広げた。

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 鮎川さんは「(ジョンソンさんとは)30年くらいの仲。(余命)10カ月とかいってるけど、そんなことはない。みんなで拍手を送ろう」と盟友にエールを送ると、ジョンソンさんは「ありがとう」と日本語で応えた。

 ジョンソンさんは、パブロックシーンを代表するバンド「ドクター・フィールグッド」の元メンバー。マネジャーの発表によると、ジョンソンさんは今後、数カ月間は音楽活動を続け、CDの制作やイギリスでの最後の公演を行う予定だという。また、日本国内では16日に磔磔(京都市下京区)でも公演を行う。

 東京のライブには約160人のファンが集まり、会場はすし詰め状態となった。また、会場に入れなかった約100人のために、店外にモニターとスピーカーが用意され、ライブの模様が実況された。(毎日新聞デジタル) 

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