ドクターX:台湾でも日本ドラマ視聴率トップに

台湾でも高視聴率を記録した米倉涼子さんの主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」=テレビ朝日提供
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台湾でも高視聴率を記録した米倉涼子さんの主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」=テレビ朝日提供

 12年10月クールに放送され、同年の民放ドラマで最高視聴率を記録した米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)が、昨年、台湾で放送された日本ドラマの中で平均・最高視聴率ともに1位となったことが18日、明らかになった。同ドラマは、台湾では日本の最終回放送から5日後の同年12月18~27日午後9時にケーブルチャンネル「VIDEOLAND(ビデオランド)」で「派遣女醫−X」と題して連続放送。初回から高視聴率をマークし、最終回で最高視聴率を記録。12年に台湾で放送された日本ドラマ45タイトルのうち、視聴率首位に輝いた。

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 同ドラマは、天才的な技術を持ちながらどの組織にも属さず、腕一本で病院を渡り歩くフリーの女外科医の活躍を描いた。米倉さんが演じる主人公・大門未知子の「私、失敗しないので」などのキメぜりふや痛快なストーリーなどが話題となり、日本では平均視聴率19.1%、最高視聴率は12年に民放で放送されたドラマの中でトップの24.4%を記録した。

 「ビデオランド」の番組編成チーフ、クオ・チョンフェンさんは台湾での同ドラマのヒットについて「痛快医療ドラマ、『ドクターX』は、台湾の働く女性層に絶大な支持を得ました」と語り、「主演の米倉さん、そして岸部一徳さんをはじめとする周りを固める個性的な俳優陣の皆さんの演技が素晴らしかったです。ストーリー展開もテンポがよく、視聴者は1話見終えると、次の回が見たくなったはずです。見終わった後に爽快感を感じるドラマでした」と評している。

 なお、「ドクターX」は、台湾以外にも香港、北米、欧州など70以上の国と地域での放送が予定されている。(毎日新聞デジタル)

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