注目ドラマ紹介:「夜行観覧車」 湊かなえ原作で鈴木京香が悲惨な主婦役

ドラマ「夜行観覧車」制作発表に登場した(左から)夏木マリさん、鈴木京香さん、石田ゆり子さん
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ドラマ「夜行観覧車」制作発表に登場した(左から)夏木マリさん、鈴木京香さん、石田ゆり子さん

 女優の鈴木京香さんが主演を務める連続ドラマ「夜行観覧車」(TBS系)が18日から放送される。鈴木さんは、高級住宅街に引っ越したことを機に、近所付き合いでのどろどろとしたいじめや、崩壊していく家庭に苦悩する“悲惨な主婦”遠藤真弓を演じる。

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 「夜行観覧車」は人気作家・湊かなえさんの小説が原作。高級住宅街で起きた殺人事件をきっかけに、三つの家族が再生していくサスペンス。原作にはないオリジナルキャラクターとして、高橋克典さん演じる刑事・結城哲也が登場し、視聴者の目線で事件の真相と物語を追いかけていく。真弓があこがれる“完璧主婦”高橋淳子役を石田ゆり子さんが演じるほか、高橋家の長男・良幸役は「関ジャニ∞」の安田章大さん、真弓の夫・啓介役はお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん、真弓をいじめる小島さと子役は夏木マリさんが演じ、杉咲花さん、田中哲司さん、宮崎花蓮さん、中川大志さんも出演する。

 第1話は、無理をして高級住宅街に念願の一戸建てを購入し、夢がかなったはずの遠藤家の主婦・真弓(鈴木さん)。引っ越し先の向かいには高橋淳子(石田さん)の家があり、豪邸で幸せそうに暮らしており、真弓の理想だった。真弓はさっそく引っ越しのあいさつに回るが、近所は誰も相手にしてくれない。疑問に思った真弓が淳子に相談すると、自治会婦人部の部長・小島さと子(夏木さん)のあいさつを一番にすべきだと注意される。淳子とともにさと子の家に訪れた真弓は、優しい対応をしながら皮肉を言われていることに気付く。さと子は真弓が高級住宅地「ひばりヶ丘」に住むのにふさわしくないと考えていた……という展開。

 ドラマは18日スタートで、毎週金曜午後10時から、初回は15分拡大版で放送される。(毎日新聞デジタル)

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