野沢聡:父・野沢那智さんが務めたブルース・ウィリスの息子役を吹き替え 「後は俺に任せとけ!」

(C)2013Twentieth Century Fox
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 映画「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリスさんの声の吹き替えで知られる故・野沢那智さんの息子で舞台俳優の野沢聡さんが「ダイ・ハード/ラスト・デイ」(ジョン・ムーア監督)でウィリスさん演じる主人公のジョン・マクレーンの息子、ジャック(ジェイ・コートニーさん)の声の吹き替えを務めることが28日、明らかになった。収録を終えた聡さんは「つたないところも多々あると思います、しかし、せめて思いだけでも負けぬよう収録に臨み精いっぱい、体当たりをして取り組ませていただきました。ジョン! 後は俺に任せとけ!!」とコメントしている。

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 聡さんは「天才肌と称されることが多い父・野沢那智でしたが、実は大変な努力家で、寝食も忘れるほどリハーサルに没頭し、それこそ命を削るように一言一句にまでこだわっていました」と振り返り、そんな声優の仕事に必死に取り組む父の姿を見て育ったからこそ「(声の仕事は)生半可な覚悟で手を出すべきではないと思い控えてきました」と述懐。しかし那智さんが10年に亡くなってから「僕もいよいよ一大決心をして真正面から声の仕事に取り組ませていただくようになりました」とし、「本作品への出演が決まったとき、『すべてはこのためだったのか!』と身震いするほどに受けた衝撃的な感覚はいまだに忘れられません」と話している。

 映画は、ニューヨーク市警察の不死身刑事、ジョン・マクレーンが活躍するシリーズの6年ぶりの最新作。モスクワを舞台に、マクレーン刑事と父親譲りの運の悪さを持つ息子のジャック(コートニーさん)が互いの命を守るために助け合い、シリーズ最大の難関に立ち向かう。映画は2月14日公開。(毎日新聞デジタル)

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