横道世之介:製作秘話をプロデューサーが語る セミナーに50人招待

映画「横道世之介」の一場面 (C)2013「横道世之介」製作委員会
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映画「横道世之介」の一場面 (C)2013「横道世之介」製作委員会

 高良健吾さんが主演した映画「横道世之介」(2月23日公開)が完成するまでを、映画プロデューサーの西ケ谷寿一さんが語るセミナー「メイキング・オブ・映画~『横道世之介』ができるまで~」に50人を招待する。セミナーは六本木ヒルズ(東京都港区)のアカデミーヒルズで開催され、2月15日午後7時開演。

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 セミナーでは西ケ谷さんが、「横道世之介」の映画化の企画を始めた09年から公開が決まるまでの脚本作り、キャスティング、ロケ地の選定、衣装、美術などを具体化してきた過程や、宣伝までにかけた約4年間について紹介。西ケ谷さんがプロデューサーとしてどのように映画化を実現したのかはもちろん、映画製作を巡る現状についても語るという。

 「横道世之介」は、08、09年に毎日新聞夕刊で連載された吉田修一さんの青春小説が原作。09年9月に単行本化され、10年に本屋大賞3位と第23回柴田錬三郎賞を受賞した。舞台は80年代後半、長崎の港町に生まれた主人公の横道世之介(高良さん)は18歳で大学進学のため上京。嫌みのないずうずうしさと他人の頼みは断れないお人よしで、人がなぜか寄ってくるという性格の世之介の日常やガールフレンドの令嬢・与謝野祥子(吉高由里子さん)ら世之介を取り巻く人々との日々を描く。ほかに池松壮亮さんや伊藤歩さん、綾野剛さんらが出演。

 応募はt.jigyou@mainichi.co.jpまで、メール件名(subject)に「横道世之介」セミナー係、本文に住所・氏名・年齢を明記する。2月7日締め切り(当選者にはメールで連絡)。(毎日新聞デジタル)

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