村上弘明:地元・三陸沖はじめ世界三大漁場をナビゲート

「三陸発!世界三大漁場を行く」でノルウェーの養殖マスを持つ村上弘明さん(左)=IBC岩手放送提供
1 / 6
「三陸発!世界三大漁場を行く」でノルウェーの養殖マスを持つ村上弘明さん(左)=IBC岩手放送提供

 俳優の村上弘明さんが11日にTBS系で放送される第23回JNN共同制作番組「三陸発!世界三大漁場を行く」でナビゲーターを務めていることがわかった。東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市出身の村上さんは、番組のナレーションのほか、三陸沖、ノルウェー沖などの「世界三大漁場」を訪れ、三陸沖では危険といわれる定置網船にも乗り込み、プロの漁を体験取材している。

ウナギノボリ

 番組は、世界の数ある漁港の中でも特に漁獲量が多い「世界三大漁場」と呼ばれているノルウェー沖、カナダ・ニューファンドランド島沖、そして日本の三陸沖が舞台。「海に生きる」ということはどういうことなのか、さまざまな苦難を乗り越え、 それでもふるさとの海に生きる世界の漁師たちに村上さんが会いに行く模様を追う。

 村上さんは「ノルウェーで感じたのは『自然の中で自分は育まれている』という意識が人々に浸透しているということ。国を越え、海を越えても、漁師の思いは同じ」と撮影を振り返り、「この番組が、三陸の漁業の復興、日本の漁業の未来を考えるきっかけになれば」とコメントしている。番組は11日午前9時55分放送。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事