「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が21日、北海道夕張市で開幕した。初日はオープニングセレモニーが開かれ、オフシアター・コンペティション部門の審査委員長を務める塚本晋也監督や「桐島、部活やめるってよ」を手がけた吉田大八監督らの審査員が登壇し、地元の子供たちから歓迎の花束を受け取った。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
「鉄男 TETSUO」などで世界的にも知られる塚本監督は「過去に、第1回でオフシアター・コンペティション部門の審査員を務めたことがある。当時はオフシアター=自主映画といった感じが強く、若い才能に対し“出るくいを打つ”と上から目線で応募作品を審査ができたが、今回はオンシアターとの境がない作品が多いので、同業者を審査する気持ちで真摯(しんし)に取り組みたい」と話した。また、映画祭名誉会長の鈴木直道夕張市長は「今回の映画祭では新しい挑戦をしている中、みなさんが夕張に集まってくれたことは本当に輝かしい。ぜひ、多くの映画に触れ、心に刻んでもらいたい」とあいさつした。
その後、オープニング招待作品「ジャンゴ 繋がれざる者」の上映前にクエンティン・タランティーノ監督から「 『ジャンゴ 繋がれざる者』がゆうばり映画祭で上映されることを大変うれしく思います。おいしいメロンを食べながらぜひ楽しんで見てください」とVTRのコメントが流された。今回参加できなかったタランティーノ監督に代わり、ソニー・ピクチャーズエンターテインメント映画部門日本代表の佐野哲章さんが登壇し、「映画は脚本が大切。その点、彼(タランティーノ)は自身で脚本を書いているし、なにより面白い。またレオナルド・ディカプリオの悪役がなんといってもすごい。本当に面白いので、一字一句見逃さないでいただきたい」とコメントした。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は90年から夕張市で開催されており、今年で23回目。今年は「一歩その先へ」をテーマに、短編映画コンペティション部門を新設し、国内の映画祭としては初めてメジャー作品を含むすべての新作をデジタル上映するなど、新たな取り組みをしている。特別招待作品は、クロージング作品に地元で撮影された「スイートハート・チョコレート」、そのほか「コドモ警察」「ジャッキー・コーガン」「アンナ・カレーニナ」「シュガー・ラッシュ」などが上映される。25日までの会期中、これまでで最多の145本を市内各地で上映する。(毎日新聞デジタル)
12月14日に最終回を迎えたNHKの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演を務めた横浜流星さん。60年以上の歴史があり、錚々たる顔ぶれが名を連ねる“大河ドラマ主演”に、放…
「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキさんのマンガを是枝裕和監督が実写化する映画「ルックバック」の超特報が12月21日、YouTubeで公開され、本編映像がお披露目された。同…
俳優の堀田真由さんの初主演映画「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」の配信が、「FOD」「Amazon Prime Video」「Lemino」などでスタートした。同作は2017…
俳優の白石麻衣さんが、12月22日発売の月刊美容誌「VOCE(ヴォーチェ)」(講談社)2026年2月号通常版とSpecial Editionの表紙に登場する。
歌手で俳優の福山雅治さんが12月18日、東京・新宿で開催された「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(平野俊一監督、12月24日公開)と完全新作スペシャルドラマ「ラストマン…