小林薫:番組ナレーターで大好きなパリを紹介

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 俳優の小林薫さんが、23日と3月2日の2回にわたって放送されるテレビ東京の番組「美の巨人たち」の特別企画「パリを彩る美しき歴史遺産スペシャル」で番組ナレーターを務める。プライベートでも何度もパリを訪れているという小林さんは、「個人的にはリラックスできる場所だと思っています。あと、毎回新しい発見があります」と街の魅力を語っており、今回もロケで2週間パリに滞在。「意外にも知られていないようなエピソードや歴史が結構出てきますので、また違った目線でパリの街を見ることができるのでは。そういう意味では、観光ガイドとして見ていただいても楽しいのではないかと思います」とアピールしている。

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 「美の巨人たち」は、絵画や彫像、工芸品、建築物など、毎回一つの作品にスポット当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組で、00年4月からスタート。今回の特別企画は、パリという世界遺産の街全体をひとつの作品としてとらえ、パリの街の変遷をたどっていくというもので、小林さんがパリを歩きながら、凱旋門、ノートルダム大聖堂、サクレ・クール寺院といった名建築の美の秘密を解き明かしていく。

 小林さんは2週間のパリロケの中でも新たな発見があったといい、「スペシャル後編にはパサージュというアーケード街が出てくるんですが、その地下にはそのまま18世紀の街が眠っているんですよ! 初めて入ったときは本当に驚きました」と紹介。凱旋門やサクレ・クール寺院など、おなじみの建築物にも訪れたという小林さんは、「知られざる歴史を知っていくと、どうして建てられたのかがよくわかりました。歴史を知って建造の精神までもがわかると、パリの文化にもう一歩足を踏み込んでパリの街歩きができるのではないかと思います」と呼びかけた。

 「パリを彩る美しき歴史遺産スペシャル」は、23日から2週連続で放送。前編は23日午後10時~同10時半、後編は3月2日午後10時~同11時放送。(毎日新聞デジタル)

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