武井咲:無愛想なお天気お姉さんに 関ジャニ∞大倉との初共演に「うれしい」

深夜ドラマ「お天気お姉さん」で“無愛想な”お天気お姉さん役を演じる武井咲さん=テレビ朝日提供
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深夜ドラマ「お天気お姉さん」で“無愛想な”お天気お姉さん役を演じる武井咲さん=テレビ朝日提供

 女優の武井咲さんが、4月スタートの深夜ドラマ「お天気お姉さん」(テレビ朝日系)で、主人公の無愛想なお天気お姉さんを演じることが27日、明らかになった。ドラマは、武井さん演じる天才気象予報士が天気の知識を駆使して難事件を解決に導いていくというミステリーで、武井さんは人気グループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さん演じる刑事とコンビを組む。大倉さんとは初共演の武井さんは、「中学生のころ、関ジャニ∞の中では大倉さんがタイプだったので、実は共演できてうれしいんです!」と喜びのコメントをしている。

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 ドラマは、11歳で気象予報士の資格を取得した天才気象予報士・安倍晴子(武井さん)が主人公。朝の情報番組でお天気キャスターを務めている晴子は、「爆弾低気圧女」の異名をとるほどの無愛想な性格から、番組スタッフやキャスター陣から反感を買う毎日。一方で、幅広い天気の知識を駆使し、警察とは違う視点で事件を解決に導いていき、犯人をとことん追い詰めていくという設定。

 晴子とコンビを組む“ゆとり世代”の新人刑事・青木豪太役を大倉さん、監察医で晴子の熱狂的なファンである三雲三平役を佐々木蔵之介さんが演じる。脚本は、「ふたりっ子」「セカンドバージン」(NHK)などで知られる大石静さんが担当する。

 ドラマタイトルに「華やかで明るいイメージを持った」という武井さんは、「今回はそんな役をやれるのかなって思ったら、『いや、無表情でむしろ笑わない役です』と言われて、『やっぱりひと癖ある役だったか……!』と思いました」とコメント。笑わない役は今回が初めてといい、「ミステリアスな雰囲気を出していけたら。豪太とのアンバランスな会話劇も楽しみにしてください」と呼びかけている。

 一方、大倉さんは「晴子は無表情で無鉄砲というちょっと怖いようなイメージの子だったのですが、実際の武井さんは明るい女性だったので、撮影が楽しみ。普段は怖い人じゃなくて安心しました」とにっこり。自身の役がらについては、「事件を解決していく過程で、豪太の存在がちょっとでもほっとできる存在でいられるといいな」と笑顔を見せた。

 中川慎子プロデューサーは武井さんについて、「これまでにない未知のキャラクターですが、劇中の『爆弾低気圧女』というニックネーム同様強烈に、そしてミステリアスにさく裂してくださるであろう武井さんが今から楽しみでなりません」と期待。大倉さんについては、「孤高のヒロインの心を唯一とかす天性のソフトさ、愛くるしさを持つ一方、そのりんとしたたたずまいには圧倒的な吸引力があり、そのアンバランスさがきっと、新たな化学反応につながると確信しています」と絶賛している。

 深夜ドラマ「お天気お姉さん」は、毎週金曜午後11時15分~深夜0時15分の「金曜ナイトドラマ」枠で放送予定(一部地域で放送時間が異なる)。(毎日新聞デジタル)

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