テレ東・大江麻理子アナ:「アド街」涙の卒業 「実感まだわかない」

「出没!アド街ック天国」の最後のスタジオ収録で思わず涙があふれる大江麻理子アナ=テレビ東京提供
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「出没!アド街ック天国」の最後のスタジオ収録で思わず涙があふれる大江麻理子アナ=テレビ東京提供

 4月1日付で米ニューヨークに赴任するテレビ東京の大江麻理子アナウンサーが、10年間にわたって出演してきた情報バラエティー番組「出没!アド街ック天国」(アド街、テレビ東京系土曜午後9時)の最後のスタジオ収録を行ったことが27日、明らかになった。03年からアシスタントを務めてきた大江アナは、「私はアナウンサー歴12年なので、そのほとんどをこの番組と過ごしてきたことになります」としみじみ。司会を務める愛川欽也さんから花束を受け取り思わず涙を見せ、「この番組を離れる実感は正直まだわかないのですが、(後任の)須黒(清華)さんに引き継いでもらえるので、安心しています。これからも私の原点『アド街』をよろしくお願いします」と呼びかけた。

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 「アド街」は、95年4月にスタートした街を徹底的に紹介していく情報バラエティー番組。放送開始以来、司会を務める愛川さんをはじめ、大江アナ、峰竜太さん、薬丸裕英さん、山田五郎さんらがレギュラー出演している。大江アナの後任は同局の須黒アナが担当する。

 大江アナ最後の出演となる30日の放送では、「出没!アド街ック天国~横浜中華街~」と題し、横浜中華街を紹介するほか、大江アナの10年間を振り返るVTRも用意。最後のあいさつでは、涙が止まらない大江アナだったが、出演者から総ツッコミを受けてしまう一言も飛び出したという。

 大江アナは4月1日付で「テレビ東京アメリカ」のニューヨーク本社に出向する。早朝番組「ニュースモーニングサテライト」(月~金曜午前5時45分~)の現地キャスターとして、取材活動なども行うという。(毎日新聞デジタル)

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