石塚英彦:連ドラ初主演で110キロの石像登場 中村俊介と「相棒」超えに意欲

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 タレントの石塚英彦さんが9日、東京・六本木のテレビ朝日で、芸能生活31年目で初主演となる連続ドラマ「刑事110キロ」(同局系)の制作発表会見に共演者とともに出席。2度も転倒してみせる“お約束”を披露しながら登場した石塚さんは「実際の体重は117、8キロ。(少し軽い)110キロの役は非常に難しい。気持ち軽やかに演じてみました」と笑わせた。会見では石塚さんそっくりの重さ110キロの石像も初公開。「生きてるうちに石像を作るなんて、勘違いした金持ちみたいですが、ますます気合が入ります」と巨体を揺らせて、人なつっこい笑顔を見せた。

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 石像は、映画「ゴジラ」の美術スタッフが約1カ月かけて製作。高さ175センチ、重さ110キロで、石塚さんの全身を360度撮影した写真を参考に、石塚さんの顔や手の型を石こうで取ってリアルに再現した。体重計も設置されており、ともに記念撮影できる仕掛け。9日から同局1階のアトリウムに展示するほか、22~28日には「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)に設置される予定。

 体重110キロという“大型刑事”花沢太郎を演じる石塚さんは、「こんなに台本が汚れたのは初めてというくらい。大学受験以来のストイックな生活を続けさせていただいてます。僕の中ではかなり自信を持ってお届けできる作品になったと思う」と汗だくになりながら自信たっぷりに語った。

 石塚さん演じる太郎とコンビを組む刑事・木内光義役の中村俊介さんは「石塚さんとは会話にならないくらいボケ倒してばかり」と苦笑い。石塚さんも「ある意味、(『ホンジャマカ』の相方の)恵(俊彰さん)より会ってますんで、新しい相方だと思ってます」と笑わせ、「この2人は『相棒』を超えたと思ってます」と自信たっぷりに語ったが、「あ、同じくらいに直してもらっていいですか?」と訂正して笑いを誘っていた。

 ドラマは、京都府警で初の女性捜査1課長となった錦織玲子(高畑淳子さん)に才能を見いだされ、新人ながら交番勤務から一転、捜査1課付き刑事に抜てきされた太郎(石塚さん)が、巨体を揺らしながら鋭い洞察力を武器に謎を解く、異色の刑事ドラマ。太郎はドラマのタイトル通り、体重110キロという設定になっている。

 会見には、高畑さんや捜査1課付きの女性刑事・権田千夏役の星野真里さん、木内の妻・菜穂子役の井上和香さん、京都・祇園の「小鍋屋・あかね」の店主役の竹下景子さんも登場した。第1話には市原悦子さんがゲスト出演。主題歌は徳永英明さんの新曲「STATEMENT」。毎週木曜午後8時から放送予定。25日の初回と第2話は午後7時58分(一部地域除く)にスタートする。(毎日新聞デジタル)

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