松田翔太：宣伝カーで東京巡り　ドラマ「潜入探偵」PR

　俳優の松田翔太さんが15日、TBS系「木曜ドラマ9」枠の連続ドラマ「潜入探偵トカゲ」のプロモーション活動の一環で、共演の蓮佛美沙子さん、人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんと共に宣伝カーに乗り込んで、プロモーション活動を行った。約3時間にわたって東京都内をドライブした松田さんは「すごかったですね。すごく不思議な気分。あれだけ注目されると……」と振り返った。

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　宣伝カーでのプロモーション活動は、同局のある赤坂から、東京タワー、六本木、原宿、渋谷、新橋、銀座を巡り、都内同局のアナウンサーが宣伝文句をスピーカーで放送しつつ、松田さんらが窓から手を振るというもの。東京タワーと原宿のラフォーレ、渋谷のスクランブル交差点、新橋のSL前広場では記念撮影も行われた。

　松岡さんは「生のリアクションをいただけるのは一番いいですね。『見るよ』と言ってくれた人もいた」と手応えを語り、蓮佛さんは「楽しかった！　手を振ってくれてうれしかったですね。渋谷（のスクランブル交差点）は、激しかったですね。人がざわついていました」と語った。途中で気分が乗って、スピーカーで「どうも、松田翔太です」と声援に応えてしまったという松田さんは「ちょっと乗ってしまった、しかたない。都内各所で宣伝できてありがたいけれど、大々的すぎて、全然潜入できてない……。完全に目立ってました」としきりに照れていた。

　ドラマは、未解決の難事件解決のため、捜査1課の密命で潜入捜査を請け負う「ヤナギ探偵事務所」の雇われ調査員・トカゲと、トカゲに振り回されながらも愛情を持ってアシストする助手・望月香里（蓮佛さん）のコンビを描く探偵物語。周囲からは煙たがられていたが、超人的な“映像記憶能力”と圧倒的な身体能力で数々の難事件を解決していたトカゲは、ある事件で唯一の相棒を亡くしてしまい、刑事を辞職。探偵事務所の調査員として働いていたが、警視庁からの要請で、潜入探偵として捜査に復帰する……というストーリー。

　松田さんがTBSドラマに主演するのは初めて。トカゲのライバル役で、トカゲとは正反対の人情家タイプの警視庁捜査1課の刑事・寺島秀司役を松岡さん、トカゲの元上司役に遠藤憲一さん、トカゲを雇う探偵事務所の所長役を伊東四朗さんが演じる。ドラマは毎週木曜午後9時に放送。初回は、21分拡大版となる。（毎日新聞デジタル）