古田敦也:「ガリレオ」で福山とバッテリー 6年半ぶりの連ドラ出演

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 元プロ野球選手の古田敦也さんが6日放送の“月9”ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系)の第4話に出演し、主演の福山雅治さんとバッテリーを組むことが6日、明らかになった。古田さんが連続ドラマに出演するのは06年放送の「役者魂!」(フジテレビ系)以来、約6年半ぶり。

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 撮影は5月初旬に行われ、古田さんは撮影を終えた感想を「嫌な汗をかきました(笑い)。自分のミスで現場を止めないようにセリフは覚えてきたんですけど、実際に演技をすると……」と話し、「『ガリレオ』は原作も読んでるし前回の連続ドラマも全話見ていたので、まさか自分がそのドラマに、しかも月9に出られるとは思ってなかったので、よい思い出になりました」と出演を喜んでいる。また、福山さんの投球について「投げているボールがしっかりしていたので、驚きました。オリンピックの現場などでお会いしたことがあったんですけど、そのときよりも役作りなのか鍛えてる体つきをしていたので、さすがだなと思いました」と絶賛している。

 ドラマは、福山さんが演じる変人の帝都大学物理学科准教授・湯川学と新パートナーの吉高由里子さん演じる警視庁貝塚北署の新人刑事・岸谷美砂が難解な事件に挑んでいくミステリー。累計で約950万部を発行している東野圭吾さんのミステリー小説「ガリレオ」シリーズが原作で、07年に放送されたドラマの続編。4月15日のスタートから3週連続で20%以上の視聴率を記録していることも話題になっている。

 第4話では、かつてエースとして活躍したが、戦力外通告を受けたプロ野球選手の柳沢忠正(田辺誠一さん)が、復活を目指して湯川(福山さん)の元を訪れ、物理学の観点からヒントを求める。同時期に、柳沢の妻の妙子(中田有紀さん)が一酸化炭素中毒死したため、柳沢に殺人の疑いが向けられる。古田さんは、柳沢の練習パートナーでトレーナーの宗田祐輔を演じる。

 福山さんが演じる湯川はスポーツ万能という設定で、ドラマではこれまでスカッシュやフリークライミング、ボクシング、ビーチバレーなどのシーンを撮影。野球が登場するのは初めてで、福山さんは練習する時間がなかったが、ソフトボール経験者ということもあって、古田さんから投球フォームをアドバイスされると、すぐに対応できたという。

 牧野正プロデューサーは、古田さんについて「お芝居はナチュラルでとても上手でしたし、存在感もあり、すごく力のある魅力的な映像が撮れました。古田さんが構えるキャッチャーミットめがけて投げる福山さん演じる湯川学。この夢の共演をぜひお楽しみに」と話している。(毎日新聞デジタル)

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