樹木希林:トヨタ新CMで役者人生初の「樹」に挑戦

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 女優の樹木希林さんが、初めて「樹」の役に挑戦していることが4日、明らかになった。トヨタ自動車のハイブリッド車をテーマとした新キャンペーン「TOYOTOWN(トヨタウン)」のテレビCM「ハイブリッドの樹」編と「住人たち」編で、樹木さんはこれまでの役者人生を振り返り「樹の役は初めてです。おじさんの役は演じたことがあるけど、人間ですよね、大体」と笑顔でコメント。CMはともに4日から全国でオンエアされる。

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 「TOYOTOWN」は、環境への取り組みとしてハイブリッド車の普及に励むトヨタの、ハイブリッド車の歴史や未来を表現するキャンペーン。CMでは、5年前に植えられた一本の樹を樹木さんが演じ、その周りに生まれた街「TOYOTOWN」を舞台に物語が展開する。樹木さんに加え、俳優の堺雅人さんと女優の満島ひかりさんが映画「クヒオ大佐」以来4年ぶりに共演し、夫婦役を演じるほか、前田敦子さん、妻夫木聡さん、佐藤浩市さん、反町隆史さんら、これまでのトヨタCM出演者が「TOYOTOWN」の住人として登場する。

 「ハイブリッドの樹」編は、壮大な物語の序章を飾る作品で、ある一人の女性(樹木さん)が、「死」という運命に逆らって棺桶の中から逃げ出し、謎の男(堺さん)から永遠の命を与えられ、最終的に「樹」になる様子が描かれる。一方「住人たち」編は、「ハイブリッドの樹」編から15年後、樹の周りに生まれた街「TOYOTOWN」を舞台に、奇妙な住人たちとして、ドライブ中のジャイ子(前田さん)、他人の車を羨ましそうに眺めるのび太(妻夫木さん)らが登場。堺さんと満島さんは「TOYOTOWN」に新たにやってくる夫婦という設定となっている。

 樹木さんは「樹木の“樹”、大きい“木”、そして集まって“希”な“林”になるという偶然付けた芸名が、70歳になって生きてくるとは思いませんでした」と語っており「わたし自身もどういうことになるか分かっていないので、一緒に育てていきませんか? よろしく」と視聴者にメッセージを送っている。(毎日新聞デジタル)

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