MD松尾のヒット解析:首位は「バイオハザード」 メガテン、仮面ライダーは品薄

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

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 発売2週目の「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」(PS3、カプコン)がトップに立ちました。2位には「トモダチコレクション 新生活」(3DS、任天堂)が再浮上。「真・女神転生4」(3DS、アトラス)や「仮面ライダー バトライド・ウォー」(PS3、バンダイナムコゲームス)は一部店舗で品薄。在庫があれば上位も狙えたと思います。

 ◇今週の動き

 今週は新作の発売がほとんどなく、発売済みのタイトルがメインになりそう。トップは根強い人気の「トモダチコレクション 新生活」で、「真・女神転生4」、「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」あたりが追う展開と予想しています。

 ◇ランキングは次の通り。(5月27日~6月2日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション(PS3)

2位 トモダチコレクション 新生活(3DS)

3位 真・女神転生4(3DS)

4位 仮面ライダー バトライド・ウォー(PS3)

5位 ヴァルハラナイツ3(Vita)

6位 テラリア(PS3)

7位 ルイージマンション2(3DS)

8位 とびだせ どうぶつの森(3DS)

9位 サモンナイト5(PSP)

10位 NORN9 ノルン+ノネット(PSP)

 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約500店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。96年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。02年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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